【まとめ】横浜銀行カードローンを徹底解剖!

横浜銀行は、全国トップの規模を持ち預金総額を持つ、地方銀行です。
預金総額は12兆円以上(2015年3月31日現在)にのぼり、地方銀行の中では1位、銀行全体の中では10位以内に入るほどの実力の持ち主!
今回はそんな横浜銀行に注目し、徹底的に解剖していきます。
検討していた方も、検討していなかった方も、自分に合っていると感じたらぜひ候補に入れてみてください。

● 目次 ●
  • 横浜銀行カードローンとは?
  • メリット
  • デメリット
  • どんな人に向いてる?
  • 金利
  • 限度額
  • 申込方法・審査時間
  • 借入方法
  • おまとめローン
  • 無利息期間
  • 返済方法
  • 返済方式

ざっと項目を説明していきます。
良い面も悪い面も理解してくださいね。

横浜銀行カードローンとは?

先ほども説明したように、横浜銀行はトップレベルの銀行です。
では、カードローンはどのような評判なのでしょうか?
横浜銀行カードローンは低金利・高限度額で非常に人気のものだといわれています。
まず申込の条件があり、下記の条件をすべて満たす必要があります。

  • 神奈川県内、東京都内、群馬県前橋市、高崎市、桐生市のいずれかに住んでいる、もしくは、勤務している
  • 契約時の年齢が満20歳以上69歳以下
  • 安定した収入がある人、またはその配偶者(専業主婦、パート・アルバイトなら申込可能ですが、学生は申込み不可。また、収入には年金を含み、年金生活者も可)
  • 横浜銀行の口座を持っている(ない場合は、カードローン申込み時に同時申込みでも可能)

これを満たせないと申し込みはできません。
地方銀行はほとんどそうですが、地域制限がありますので、該当しない場合は申込できません。
また、横浜銀行の場合は口座を持っていることが必須事項に入っているので、持っていない方からすると開設がめんどうですね。

メリット

低金利

金利は1.9~14.6%です。
上限金利が大事なので14.6%をみてみると、銀行カードローンの中では一般的な部類のようです。
しかし、上限金利18%が一般的な消費者金融と比較すると、たしかに低金利だといえますね。

高限度額

限度額は10~1,000万円です。
これはカードローンの中でも最高水準で、今のところ金融業界全体で1,000万円を超える限度額を提示しているカードローンはありません。

条件をクリアすれば即日融資可能

その条件とは、平日10時までに申込み、審査通過後、12:30頃までに必要書類をFAX!というものです。
そうすると即日融資がされる可能性が高いです。

ただし、横浜銀行の口座を持っていない場合は、下記の手続きを平日11時までに行わなければなりません。

  • 窓口で口座開設の手続き
  • カードローンに申込み、審査通過後、必要書類をFAXする

特に即日融資を受けたい方は、インターネットで申し込み→電話→来店の方法もオススメです。
後ほど「申込方法」で詳しく説明します。

300万円まで収入証明書不要

希望の限度額が300万円までなら、収入証明書の提出は必要ありません。
本人確認書類だけ提示すればOKです。

デメリット

地域制限がある

地方銀行なので、利用者の居住地域・勤務地域が限られています。
地方銀行はこのデメリットから抜け出せませんね。
しかし、地域に該当している方は全く問題ないですね。

神奈川県内、東京都内、群馬県前橋市、高崎市、桐生市のいずれかに住んでいる、もしくは、勤務している人、が条件になります。

横浜銀行の口座が必須

借入や返済を横浜銀行の口座から行うため、口座を持っていないとカードローンも利用できません。
持っていない場合は、必要書類を提出するまでに開設する必要があります。
こちらも後ほど詳しく説明します。

返済は「口座引落」のみ

月々の返済方法は、横浜銀行口座からの引き落としのみです
このときに口座が必要になるんですね。
さらに、返済日も毎月10日と決まっているため、自分の都合に合わせて変えることができないんです。
ただし、繰上げ返済の際は、横浜銀行のATMや提携ATM、インターネットバンキングを利用することができます。
毎月の返済のみ、口座引落になります。
これは不便に感じてしまうかもしれませんね。

どんな人に向いてる?

上記の項目を踏まえて、どんな人が向いているのか?

横浜銀行の口座を持っている方

借入れや返済は全て横浜銀行の口座を経由して行われるため、口座は必須です。
すでに持っているなら開設の手間もないので、候補に入れやすいですね。

低金利の銀行カードローンを利用したい方

金利1.9~14.6%なら、メガバンクと比較しても引けを取りません。
それ以下の金利を展開する銀行カードローンもありますが、極端に低いので、審査が厳しくなる傾向があります。

金利

業者名 金利 遅延損害金
銀行 横浜銀行カードローン 1.9~14.6% 18.0%

※ 金利、遅延損害金はすべて実質年率です。

横浜銀行カードローンの金利は1.9~14.6%となっています。

一般的なカードローンと同様、利用者が設定される限度額によって、適用される利率が変わってきます。
下記のような設定になっています。

大体、利用限度額が高いほど適用される利率は低くなる傾向にあります。

利用限度額 適用利率
100万円以下 14.6%
100万円超200万円以下 11.8%
200万円超300万円以下 8.8%
300万円超400万円以下 6.8%
400万円超500万円以下 4.8%
500万円超600万円以下 4.5%
600万円超700万円以下 4.0%
700万円超800万円以下 3.5%
800万円超900万円以下 3.0%
900万円超1,000万円未満 2.5%
1,000万円 1.9%

※ 金利は変動金利です。金融情勢等により随時見直しが入ります。

たとえば、利用限度額130万円と設定された利用者が10万円しか借入れなかった場合でも、11.8%の利率が適用されるのです。
利用限度額は、審査で決定されます。

限度額

業者名 限度額 金利
銀行 横浜銀行カードローン 10~1,000万円 1.9~14.6%

横浜銀行カードローンの限度額は10~1,000万円、10万円単位で設定されます。

先ほども説明したとおり、今のところ1,000万円を超える限度額を用意しているカードローンはないため、この限度額は業界内でも最高水準になります
ただ、限度額が1,000万円に設定されることなどほとんどないので、いくら高くてもあまり関係のないことかと思います。

銀行カードローンは総量規制の対象外で、「借入は年収の3分の1以上まで」といった制限はありません。
しかし、少なくとも目安になっているのは事実です。

例えば、年収600万円なら最高でも200万円まで、年収300万円なら最高でも100万円までと考えていいでしょう。
他に借入がある方は、それも含めて考えましょう。

申込方法・審査時間

業者名 申込方法 審査時間(最短) 融資までの時間(最短) お試し審査 お試し審査入力項目数
銀行 横浜銀行カードローン インターネット
電話
郵送
FAX
店頭窓口
最短即日

※申込みの時間帯によっては当日中の審査が難しいことがあります。

最短即日 ×

申込みの流れ

申込(インターネット(横浜銀行のホームページ)、電話、FAX、郵送、窓口のいずれか)

審査

審査回答(電話で知らされます。)

契約(必要書類【契約書、本人確認書類、所得証明書(希望額が310万円以上の場合のみ)】を郵送かFAXで提出)

カード到着(契約締結後、約1週間後に簡易書留郵便でカードが郵送される)
※ただし、急ぎの場合は即日融資にも対応しており、振込みで行われます。

口座開設はいつまでにすればいい?

申込の際は横浜銀行に口座がなくても申し込み可能ですが、審査結果が出て、審査を通過すると送らなければならない必要書類(契約書)の中に、横浜銀行の口座情報を記入する欄があります。
そのため、必要書類の送付までに口座を開設する必要があるのです。

口座開設の方法

2つあり、一つは窓口です。
この場合は、営業時間内の平日9~15時までに来店する必要があります。
二つ目はインターネット(横浜銀行のホームページ)です。
この場合は、通帳が郵送されるまで最短4週間、カードが郵送されるまで最短5週間以上かかってしまうので、急いでいるのであれば窓口がオススメです。

各種申込方法の解説

①インターネット

横浜銀行のホームページから24時間365日申込が可能です。
審査に通ったら、ホームページから契約書をダウンロードし、必要事項記入し本人確認書とともにFAXします。(急ぎでない場合は郵送でもOK)
最近は本人確認書をメールで送るだけであったり、ホームページ上で完了できるカードローンも多いので、その点は不便かもしれません。

②電話

受付時間に注意してください。

平日 9:00~20:00
土日祝日 9:00~17:00

審査通過後の手続きは、上記の『インターネット』で申込んだ場合と同じです。

③FAX

FAXでも24時間365日申込みできますが、申込書は横浜銀行の店頭かATMコーナーで入手する必要があります。
ホームページからはダウンロードできないのはかなり不便ですね。
こちらも審査通過後の手続きは、『インターネット』で申込みした場合と同じです。

④店頭窓口

横浜銀行の口座を持っていない場合は、店頭窓口での申込みが最もおすすめです。
店頭ですと、カードローンと口座開設を一気に申込めるからです。
ただし、窓口の営業時間は平日9時から15時なので、その間に来店する必要があります。
また、口座開設を申込む場合は印鑑も必要になるので、忘れずに持っていきましょう。

審査時間

原則としては、平日14時までに申込むと当日中に審査結果を教えてもらえます。
しかし、他社のカードローンを調べてみると、「最短30分」となっているところが多いので、それらに比べると審査が速い方ではないかもしれません。

即日融資

即日融資を希望するのであれば、平日10時までに電話で申込みましょう。
そしてこの電話で「即日融資希望である」ことを銀行側に伝えましょう。
その後、審査、審査回答、必要書類送付を平日12時半までに済ませることができれば、即日融資の可能性が高いです。
すべて順調にいけば、申込のその日のうちに希望の借入額が振込まれます。
これなら、横浜銀行のキャッシュカードを使って、すぐATMからお金を引き出すことができ、簡単ですね

また、横浜銀行の口座を持っていない場合は、下記の手続きを平日11時までに行わなければなりません。

  • 窓口で口座開設の手続き
  • カードローンに申込み、審査通過後、必要書類をFAXする

このとき即日融資ができる状態であったとしても、手元にキャッシュカードがありません。
そのため、振り込まれたお金を下ろすなら、通帳と印鑑を使って窓口で下ろす必要がありますので、注意してください。

窓口の営業時間は平日15時までなので、その時間までに窓口を通じてお金を引き出さなければならないのです。

必要書類

契約時には、本人確認用として下記のうちいずれかの書類(コピー)が必要になります。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート
  • 在留カード(永住権の記載があるもの)
  • 特別永住者証明書(特別永住者の場合)

また、希望額が310万円以上の場合は、下記のうちいずれかの書類(コピー)が必要になります。

  • 源泉徴収票(勤務先の会社名の記載のあるもの)
  • 納税証明書(税務署の発行印があるもの)
  • 確定申告書(税務署の受付印があるもの)
  • 住民税決定通知書(市区町村長の発行印があるもの)

お試し審査

横浜銀行カードローンには、お試し診断・事前診断のサービスはありません。

借入方法

業者名 振込みによる借入れ 提携ATM(銀行・コンビニ)からの借入れ
可否 申込方法 当日中の借入れ 手数料 主な提携ATM 手数料
銀行 横浜銀行カードローン インターネット 無料 セブン銀行
ローソンATM
E-net
イオン銀行
ゆうちょ銀行
平日8:45~18:00:108円
それ以外:216円

当座貸越

横浜銀行カードローンを契約すると、口座の残高以上の金額を引き出すことができます(利用限度額の範囲内で)。
やり方は普通に預金を引き出す場合と同じです。
口座の残高を超えて引き出した分が『借入』となり、通帳にはマイナスとして記載されます。

ATM

横浜銀行のATMや提携ATMから借入れることもできますが、手数料がかかるので注意が必要です。

横浜銀行ATM利用時の手数料

平日 8:45~18:00:手数料無料
上記以外の時間帯:108円

提携ATM利用時の手数料

多くは下記のようになっています。

平日 8:45~18:00:108円
上記以外の時間帯:216円

横浜銀行のATMが平日の8:45~18:00までの時間は手数料が無料なので、頭に入れておいてください。
それ以外の方法のすべてが手数料が有料になってしまうので、手数料を節約するのであればできる限りこの時間帯に済ませるしかないですね。
手数料は意外とトータルでかかっている場合が多いので、気を付けてください。

インターネットバンキング

横浜銀行のインターネットバンキングはまぎんマイダイレクトを契約すれば、ホームページ上で借入れの手続きができます。
こちらから手続きすれば、24時間いつでも口座にお金を振り込んでもらうことができます。手数料も無料なので便利です。
「はまぎんダイレクト」に契約する手間はかかりますが、便利なので登録することをオススメします。

おまとめローン

業者名 おまとめ専用商品 総量規制 金利 限度額 最長返済回数
銀行 横浜銀行カードローン 対象外 1.9~14.6% 10~1,000万円

横浜銀行カードローンは、おまとめローンにも向いているのでしょうか。

おまとめに適したローンの条件といえば、低金利・高限度額・総量規制対象外ですが、横浜銀行カードローンはこれらの条件全てに当てはまっています。

しかし、最低ラインの金利ではないので、これを下回る金利を設定している銀行のカードローンもあります。
そういった超低金利の銀行のカードローンも一度検討してみても良いかもしれませんね。

無利息期間

業者名 無利息期間
銀行 新生銀行カードローン レイク 契約日の翌日から30日間(初回のみ)
契約日の翌日から180日間(初回のみ、5万円まで)
ジャパンネット銀行ネットキャッシング 初回借入日から30日間(初回のみ)
消費者金融 プロミス 初回借入日の翌日から30日間(初回のみ)
ノーローン 借入日の翌日から7日間
アコム 契約日の翌日から30日間(初回のみ)

横浜銀行のカードローンに無利息期間のサービスはありません。
短期間で確実に完済できるめどが立っている方には、無利息期間がある上記のカードローンを利用することをオススメします。

返済方法

業者名 返済期日 インターネットからの振込みによる返済 提携ATM(銀行・コンビニ)からの返済 その他返済方法
可否 対応金融機関 利用可能時間 手数料 主な提携ATM 手数料
銀行 横浜銀行カードローン
(※)
10日 横浜銀行 24時間 無料 セブン銀行
ローソンATM
E-net
ゆうちょ銀行
無料
もしくは
平日8:45~18:00:108円
上記以外の時間帯:216円
横浜銀行ATM
店頭窓口
口座引落

※毎月の返済(約定返済)は「口座引落」で行われます。引き落とし日は金融機関によって異なる

毎月の返済は口座引落

原則として返済は、毎月横浜銀行の口座から自動で引き落とされます。
返済日は毎月10日(10日が土日祝の場合は翌営業日)のみです。
選択することができないので、じぶんの都合に合わせられません。

繰上げ返済はいつでも可能

毎月の返済以外に、繰上げ返済することもできます。
繰上げ返済の場合は、横浜銀行ATMや提携ATM、はまぎんマイダイレクト(インターネットバンキング)から行えます。

横浜銀行ATM

手数料は無料ですが、平日8:30~18:00以外は取り扱っていないので注意が必要です。

セブン銀行とローソンATM→手数料は無料ですが、平日以外は取り扱っていない
その他提携ATM→セブン銀行とローソンATM以外の提携ATMで繰上げ返済する場合、手数料は下記のようになっています。

平日 8:45~18:00:108円
上記以外の時間帯:216円

インターネットバンキング

はまぎんマイダイレクトを契約すれば、ホームページ上で繰上げ返済の手続きができます。手数料は無料です。

返済方式

業者名 返済方式
銀行 横浜銀行カードローン 残高スライド定額リボルビング

横浜銀行カードローンの返済方式は残高スライド定額リボルビング方式です。

毎月、前月の返済後の借入残高に応じて、下記のように返済額が決まります。

前月の返済後の借入残高 返済額
1万円以下 前月の返済後の借入残高
1万円超50万円以下 10,000円
50万円超100万円以下 15,000円
100万円超150万円以下 20,000円
150万円超200万円以下 25,000円
200万円超250万円以下 30,000円
250万円超300万円以下 35,000円
300万円超350万円以下 40,000円
350万円超400万円以下 45,000円
400万円超450万円以下 50,000円
450万円超500万円以下 55,000円
500万円超600万円以下 60,000円
600万円超700万円以下 65,000円
700万円超800万円以下 70,000円

この返済方式の注意点は、毎月の最小返済額のみを返していたら完済まで時間がかかってしまい、余計な利息がかかってしまい、あまりいい結果になりません。
ですので、余裕があるときは繰上げ返済をしましょう。
借入残高が減っていくごとに最低返済額も減っていくので、思っていた以上に元本が減っていなかった!なんてことのないように気を付けてください。

店舗数

業者名 自社ATM 主な提携ATM 有人店舗の店舗数 自動契約機の設置数
銀行 横浜銀行カードローン セブン銀行
ローソンATM
E-net
イオン銀行
ゆうちょ銀行
196 0

ご覧のように、店舗数は多いとは言えません。
しかし、神奈川県内に店舗やATMが集中しているため、神奈川県民にとっては問題ありません。
特に、日常で小田急線を使う人には朗報です。
小田急線 全70駅にATMが設置されているため、小田急線を利用している方は困らないでしょう。

いかがでしたでしょうか?

地域制限などもありデメリットも多少はある横浜銀行カードローンですが、すでに横浜銀行の口座を持っている方にとっては、低金利・高限度額で魅力的なカードローンです。

一度横浜銀行のカードローンを検討してみてはいかがでしょうか。

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