借金のデメリットや危険の具体例とは?

■メリットは何と言っても「その場を凌ぐことができる」ということ

借金をするメリットは、何と言っても、お金を手にすることができるということになります。
お金を手にすることができるということは、その場を凌ぐことができるという大きなメリットを持っているわけです。

例えば、クレジットカードを使いすぎてしまい、支払いができなくなってしまったケースです。
リボ払いの枠も一杯だった場合、手っ取り早く凌ぐ方法として…カードローンサービスを利用するわけです。
借りたお金をクレジットカードの返済に充てるということですね。
この方法を取ることで得ることができる最大のメリットは…「信用情報に傷がつかない」ということが挙げられます。
金融商品を提供している業者は、信用情報に事故情報がないか?を真っ先に確認します。
そして、意外とカードローンの利用については、さほど重要視をしていません。
もちろん、返済率など関わってくるため、無視をするわけではありませんが。
伝えたいのは、支払わなく滞らせてしまい事故情報にしてしまうのか?それとも、カードローンでお金を借りた方がよいのか?と天秤に掛けたとき、圧倒的に後者の方がよいということです。
つまり信用情報機関にどのように記録されるのか?を意識したとき、後者の方が有利なのです。

このように、その場を凌ぐときに非常に便利なサービスとなります。
ちなみにですが、カードローンを利用してクレジットカードの支払いをした場合、その後、しっかりと返済をしていけば、信用情報としての評価は上がることもあります。
「この人は借りたお金をしっかりと返してくれる利用者」のように。
したがって「お金を借りている」という信用情報は、意外とプラス方面に働くこともあり、これもメリットの1つとなります。

■デメリットは「他人から見たら印象が悪い」ということ

デメリットに関しては、やはり「印象が悪い」ということが挙げられます。
印象が悪いというのは、あくまでも第三者から見た視点ということを、まずは念頭に置いて下さい。

例えば、女性視点で…大好きな男性と結婚したいと思ったとき、カードローンで借金が100万円あるとしたら…どう思いますか?
一般的なサービスを常識の範囲内で利用をしていたとしても、結婚を躊躇してしまうのではないでしょうか?
印象が悪いということは、つまりこういうことなのです。
女性側の両親から見ても、カードローンで借金を作るような人間に娘を預けることはできないと考えるのも、心情としては理解することができます。
やはり、手軽にお金が借りられるサービスとなっているため、どうしても「お金にだらしない…結果、日頃の生活もだらしない」と紐付けられてしまうわけです。

実際に、男女問わず、結婚前に「カードローンを利用していないか?」を確認することも多いかと。
そして、利用していれば、結婚しても幸せになれないから別れるというケースは、多々あります。
利用するのであれば、こういったデメリットがあることを理解しておく必要があります。

■リスクや危険性は「感覚の麻痺」が一番怖い

借金をする場合のデメリットに通ずるところもある「リスクや危険」は、何と言っても、感覚の麻痺が挙げられます。
簡単にお金を借りることができる時代だからこそ、あたかも自分のお金のように引き出してしまうわけです。
加えて、一度でも「簡単に完済ができてしまった」という経験があると、もっと感覚が麻痺してしまう傾向が…。
さらに、毎月の返済に慣れてしまうと…これもまた感覚の麻痺を進めてしまいます。

◇感覚が麻痺していく怖い具体例を…

カードローンなど借金をするときは、意外と軽い気持ちの場合が多いです。
「生活費が足りない」「家賃の支払いをしないといけない」「ギャンブルで負けて取り戻すため」など。
入り口は、皆さん似たようなものです。
そして、最初のうちは「借りたお金を直ぐに返すことができる」のです。
つまり直ぐに完済することができるということに。
これが第一段階です。
ここで重要なポイントは「借りてその場をしのぎ、簡単に完済することができた」という部分。
つまり「お金が一時的に無くなったとしても、何とかなってしまう」という頭が働いてしまうわけです。
となると、また似たような状況になったとき、本来ではあれば「何とかしないといけない」「かなりまずい状況」と思わないといけないにも関わらず…
「またお金を借りればいいや!直ぐに完済すれば問題ないし!」となるわけです。
既に感覚が麻痺し始めている状況ですね。
これが積み重なっていくと、気付いたらあっという間に、50万円程度の借金が完成しているのです。

そして、本当に怖い感覚の麻痺「第二段階」です。これは毎月の支払いが長く続くと陥ってしまう状況。
例えば、毎月1万円ずつ返済をしていたとしましょう。
この返済は、もう既に必要経費と頭の中で計上されているため、当たり前の出費になってしまうのです。
となると、一定の融資額までであれば、ずっと1万円の返済でよいと言い換えることが。
結果、毎月の負担が変わらないため、さらに借りてしまっても、全く危機感を感じないのです。
毎月1万円の出費は変わらないですからね。
これが、借金を繰り返してしまう大きな要因となっているのです。

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■まとめ

借金という行為は、確かに便利ではあり、正当なサービスです。
しかし、印象が悪いデメリットや、感覚が麻痺してしまうリスクがあることもしっかりと理解して利用していくことが重要になってきます。

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