返済を待ってもらうことはできるのか?取り立てはあるの?

当たり前のことですが、カードローンで借りたお金は、期日までにはきちんと返済しなければなりません。
しかし、様々な理由で決められた日までに返済できない、そんなこともあるでしょう。

そこでここでは、遅れたらどうなるか、そして支払いが遅れそうなときの対処法などを紹介していきます。遅れてしまってどうしようもないときにぜひ参考にしてみてください。

■支払いが遅れるとどうなるか?4ステップ

STEP① 女性スタッフが電話で対応

カードローンの返済が遅れると、返済予定日翌日(延滞初日)にはもう携帯電話などに電話連絡がかかってきます。
この時点では、電話対応をするのは女性スタッフですので、威圧感はさほどでもありません。
連絡内容も、「支払いが遅れているのでお願いします」というような丁寧な対応です。

STEP② 男性スタッフが電話で対応

そしてその次は動きがない場合です。それでも何の動きもなければ、今度は電話対応が男性スタッフになります。
多少の威圧感を感じるかもしれませんが、暴力的な言葉で脅すことはありません。男性スタッフが丁寧に対応します。

STEP③ 手紙による督促

それでも音沙汰がなければ、今度は手紙による督促に移ります。手紙の中には、遅延損害金も含めた返済額が記された紙が入っています。支払いが滞っている旨と遅延損害金が発生していることを伝える丁寧な文面です。 文面は、電話連絡の時と同様の物腰の軟らかい文体で、「お支払いをお願いいたします。」といったことが伝えられます。

STEP④ 裁判所から支払い督促申立書が送られてくる

それでも動きがなければ、業者は裁判所に申し立てを行ない、裁判所から「支払督促申立書」が送られてきます。
異議を申し立てれば裁判となりますが、無視し続けるとついには強制執行となり、給与や財産の差し押さえをされてしまうのです。

■こんな場合も

◇電話による取り立て

利用者のカードローンの返済が送れると、まず行うのは女性社員の電話による連絡です。
そのタイミングですが、返済予定日の翌日、つまり延滞初日にはすぐに行なわれます。
いきなり自宅や勤務先の電話番号にかけるのではなく、まずは利用者の携帯電話に連絡をします。
その際、利用者が電話に出ないようであれば、留守番電話に「折り返しお電話ください」という普通のメッセージを残します。
遅れたからといって、暴力的な口調というわけではありません。
うっかり返済を忘れた方などは、この電話連絡でほとんど支払いをします。

最初の電話連絡から3日ほど経過しても何の音さたもなければ、電話の役割は女性社員から男性社員にバトンタッチ
女性から男性に電話口の声が変わっただけでも、やはり感じる威圧感は半端ありません。
男性社員に変わったとしても、決して暴力的な口調は使いません。
「返済期日を過ぎておりますので、早目の入金をお願いします」というような柔らかい口調です。

◇次は手紙

それでも連絡が全くない場合には、電話ではなく手紙による連絡方法となります。
詐欺の手紙で「最終通告書」と赤い文字で書かれたはがきは怖いですが、そんな手紙は来ません。
封書で自宅に送られてくるのですが、封筒には社名が入っておりませんので、外から見ただけではカードローンの手紙とは分からないようになっています。
ただし、差出人不明というわけにもいきませんので、カードローン会社のスタッフの個人名を記入するのです。
手紙となっているから、きっと内容もかなりエスカレートしているんだろうと思いきや、そうではありません。
手紙の文面は電話連絡と同じような軟らかい文体で、そこに遅延損害金も含めた返済金額を記した明細書が同封されています。

◇自宅を訪問する

電話や手紙に対しても音沙汰が1か月以上なければ、いよいよ直接自宅を訪問することとなります。
ただし、家族と同居している方の家を訪問するケースはほとんどなく、基本的には1人暮らしの方のみの手段です。
自宅を訪問したら、まずは利用者本人の確認をします。
カードローン申込時に運転免許証のコピーを提出している場合には、それを使って顔の照合を行ないます。
本人確認が完了したら、カードローン会社の名前を出してお話をします。
業者のスタッフは、誓約書と返済計画書をあらかじめ準備しており、誓約書に署名とハンコを求めます。
計画書の内容で難しければ、返済金額や返済回数について相談をします。
ほとんどの方は、スタッフが自宅まで訪問してきた時点で支払いをするようです。

◇支払督促申立書を送付

それでも支払いに応じてくれない人には、支払督促申立書という手紙が送付されます。
これはカードローン会社が送るのではなく業者から申し立てを受けた裁判所が送るものです。
この手紙を無視し続けると、強制執行すら可能になってしまいます。
この手紙に対して異議を唱えると、舞台は法廷へと移るのです。

最近のカードローンは、返済日が近くなると携帯電話にメッセージを送信してくれる機能がある業者もあります。
また、返済が遅れそうなときには、返済を猶予してくれたり返済額を少し減らしてもらったりもできます。
遅れそうなときには、利用者の方から積極的にアプローチを仕掛けるといいでしょう。

■返済は待ってもらえる

以上のように、督促を無視すると結果的には損をしてしまいますので、早い段階で手を打つことが重要です。
延滞となる前に手を打つのがいいでしょう。
期日までに返済額全額を支払えない場合であっても、他のカードローン会社からお金を借りてそれを返済に回る「自転車操業」はくれぐれもしないでください。

返済日が間もなくだけどどうしても支払えない、そんなときには迷うことなくカードローン会社に電話をしましょう。
大手消費者金融では、通話料無料のフリーダイヤルのコールセンターを開設していますので、そこに電話連絡をするのが一般的です。
ホームページから手続きができる業者もあります。

結論から申しますと、事前連絡をしていれば返済を待ってもらうことは可能です
ただし、期日までに返済するのが当然ですので、実際に対応してくれるかどうかはその人次第といったところでしょう。

■返済を待ってもらうための交渉テクニック

ただやみくもに「返済を待ってください」と言ったところで、「はいそうですか」と言って待ってくれるほど甘くありません。

まずは、なぜ遅れるかをしっかりと伝えることが重要です。
例えば、「会社を辞めたため収入がなく返済ができない」という場合には、その旨を正直に申告しましょう。
「冠婚葬祭が立て込んでお金がない」という場合にも、正直に言えば待ってくれます。
そして、今後のお金の見通しについても伝えておくといいでしょう。

また失業保険が出てそこから支払いが可能という見通しが立てば、担当者も待ってくれます。
ただし、いつまでも失業保険は出るわけではありませんし、カードローン会社も悠長に待ってはくれません。
その場合、とりあえずお金が入るアルバイトなどをして、そこから返済すると言っておくといいでしょう。
転職活動の結果、無事に面接を通った場合には、その旨を伝えると担当スタッフも安心できます。

ちなみに交渉において、同情を買おうとするテクニックは意味がありません。
「病気で働けない」「頼れる人がいない」などで同情を買おうとしても、業者のスタッフはそんな人をごまんと相手にしています。
同情を引こうとして何の返済計画も出せない人であれば、結局「何日までにお金の都合をつけてください」と業者側に主導権を握られてしまいます。

あらかじめ連絡をしておき、遅れても返済のめどが立っている人に対しては、督促の電話はほとんどありません。
遅れる際も、業者のスタッフを安心させるようにすると、比較的待ってもらいやすくなりますよ。

■まとめ|遅れてしまったものは仕方ない、ちゃんと連絡をしよう

いかがでしたか?

返済の延滞は仕方がありません。筆者もよく延滞してしまいます。口座にお金が入っていないことがほとんどの原因でした。
しかし、電話を無視することは絶対にしません。ここで無視し続けたら信用がなくなってしまいます。

ということで、支払いが遅れてしまった場合は必ず電話には出るようにしてください。
どのくらい遅れるかなどを伝えた上で、同情を乞うようなことは意味がないことを頭に入れておいてください。

しっかり返すことは当然ですが、返せない場合はそれを伝え信用を失わないようにしてください。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする