◆目次◆ | |
あ行 | 頭金 |
アドオン返済 | |
おまとめローン | |
か行 | 元本 |
キャッシュ・ディスペンサー(CD) | |
クーリングオフ | |
繰り上げ返済 | |
源泉徴収票 | |
限度額 | |
さ行 | 債務整理 |
残高スライド方式 | |
実質年率 | |
借用書 | |
収入証明書 | |
信用情報 | |
スーパーホワイト | |
総量規制 | |
た行 | 代位弁済 |
担保 | |
遅延損害金 | |
登録番号 | |
な行 | |
は行 | ホワイト |
ま行 | 無人契約機 |
無利息期間 | |
申込ブラック | |
や行 | |
ら行 | 連帯債務者 |
連帯保証人 | |
リボルビング | |
わ行 |
あ行
頭金
ローンを返済する際に最初に払うお金のことです。最初に多く払ってしまえば残りの返済は軽くなり、頭金が少なければのちの返済は重くなります。負担を減らすために払う場合や頭金が決まっている場合などがあります。
アドオン返済
分割での返済が完了するまで、借入額を元本として利息を計算する返済方法です。通常は返済するに従って借入額が減っていくので、そちらを元本にしますが、アドオン返済は当初の借入額で計算されているので、繰り上げ返済の意味がなく、金利が上がってしまいます。
なお、現在はアドオン返済の金利表示は禁止されていて、実質年利に統一されています。
おまとめローン
複数のローンを契約していると利息がそれぞれ高くなり返済日もバラバラで使いにくくなってしまいます。それを解決するのがおまとめローン。借入を一社にまとめ借金を一本化することで、総合的に利息が下がることを目的としています。メリットは主に金利が下がることと、1社にまとめることで手間が減ることが挙げられます。しかしデメリットとしては、業者によっては金利が下がらない場合があります。業者選びには気を付けましょう。
か行
元本
借入した金額です。総支払い金額は、これに利息がのっかったものになります。元本が少なければ利息も少なく、元本が高ければそれだけかかる利息が多くなります。
キャッシュ・ディスペンサー(CD)
現金自動支払い機の略です。今はATMが主流になっていますが、ローンの借入などは主にCDで行われていました。いまでも借入時はキャッシュ・ディスペンサーを利用する方もいらっしゃいます。しかし、返済のための入金の機能がないので、その点はATMとは違い不便に感じてしまいますね。
クーリングオフ
契約したあとでも一定期間のうちであれば、契約を解除することができる制度です。一度契約してしまったからといって、絶対に解除できないわけではありません。一度冷静になってやはりやめたいと思えば、クーリングオフ期間内であれば解約することができます。ただし、クーリングオフ期間は短いので注意してください。
繰り上げ返済
貸金業者が毎月設定している「最低返済額」がありますが、それ以外に返済すると元本の一部の返済にあてられます。そうすることで完済までの期間の短縮、利息の節約など様々なメリットが生まれます。ただし、繰り上げ返済に手数料がかかる場合もあるので、手数料をかける価値があるか事前に確認してみましょう。
源泉徴収票
1年間で稼いだ所得の総額、支払った税金の総額が記載された書類のことです。サラリーマンなど会社務めをしている方は、これを提出することで公的書類として扱われます。納税証明書にもなります。ただし、自営業の方は書類をいじれるので公的書類として認められず、代わりに所得証明と確定申告書の提出を求められることが多いです。
限度額
借入限度額・貸付限度額・利用限度額、などの使われ方をします。人によって限度額は変わり、その限度額まで借りることができます。MAXで借りることが出来る上限額を指しています。また、限度額は審査によって決まります。年齢や職業などのスペックを審査担当者がみて、その人に合った限度額が設定されます。一般的には学生・主婦・年金生活者などは限度額が低く、会社員や公務員など安定した収入を得ている人は限度額が高く設定されるといわれています。また、新規で契約した初めのうちも低く設定されることが多いようです。利用て長くなると増額が提案されたり、自分で申請することで限度額が上がったりします。
さ行
債務整理
借りたお金を法的に減らしたりチャラにしたりするものです。多くの人が知っているのは自己破産でしょう。その他にも任意整理・個人再生・特定調停、そしてよくCMでみかける過払い金請求などがあります。種類によって内容も全く違うので、借金をどうにかしたい!と考えている方が最終的に検討するものになってきます。
残高スライド方式
返済方式の一つで、リボルビング返済をより細かくしたものです。借入残高にたいして、1回あたりの最低返済額を設定します。例えば、「借入残高30万円以下は毎月1万円、30万円以上50万円以下は毎月1万5千円」などとなります。借入残高が高くなるにつれて返済額も上がっていくことで、元本が減らないなどとならないようにするためです。反対に、少額しか借入していない場合は月々の返済額も少額で済むので、利用しやすいというメリットもあります。
実質年率
表示されているローンの金利を指してます。1年間利用した場合の利息のことで、「年金利回り法」によって計算され、%表記されています。金利ではなく「実質年率」と表記するのは、それ以外にかからないことを意味しています。この実質年率の中に、審査をする人件費やシステム費などの必要経費も含まれているので、それ以上請求されることはありません。例えば消費者金融の場合は「借入残高×実質年率÷365×借入日数」という日割り計算によってかかる実質年率が求められることが一般的です。実質年率のより低い貸金業者を探すのはどのローンでも言えることですよね。
借用書
お金の貸した・借りたを証明するためのものです。一般的には借入を受けた者が署名・捺印をすることで、「ここに記載されていることはすべて事実です」という意思決定を形にしたものです。家族・友人同士による貸し借りを証明する場合にも作成できます。一方が借りてないと言わせないためのトラブル防止のために利用します。返し終わったら破棄するようにしてくださいね。
収入証明書
1年間で得た所得の総額が記載された書類のことを指します。会社員など企業に勤めている方は年末に渡される「源泉徴収票」が収入証明書となっています。
自営業の方は所得証明・納税証明書・確定申告書などを役所や税務署に申告し入手しましょう。
信用情報
JICC・CIC・全国銀行個人信用情報センターなど、個人情報が記載されている機関があります。これらをまとめて信用情報と呼びます。一般的にブラックリストと呼ばれるのは、主にこれらを指しています。ここには個人情報がたくさん載っています。カードローンの審査の際にはこの信用情報と照らし合わせて合否を出します。ここに審査に不利になる情報(自己破産や多重債務など)が載っていたら、審査に通りにくくなるのは容易に想像がつくでしょう。
スーパーホワイト
特にお年寄りなどに多いとされていますが、「クレジットカードなどを持たないため、過去の履歴が何もない人」のことを意味します。
クレジットカードを利用せず現金のみで生活していると、その人の信用もベースの生活も何も情報が見れないので、判断しずらく審査に通過しにくいといわれています。
スーパーホワイトから脱却する方法としては、クレジットカードの利用をオススメします。
総量規制
一言でいうと、「年収3分の1以上の借入が出来ない」ことです。これは主に個人に向けた貸付の決まりで、対象となるものも決められています。わかりやすい例だと銀行カードローン・おまとめローン・クレジットカードを使ったショッピングなどは総量規制の対象外で、年収の縛りはありません。一方、消費者金融からのキャッシング・クレジットカードのキャッシング枠などは対象となり、年収の3分の1以下の借入にする必要があります。何が対象となり、何が対象外になるのか、細かい内容を知りたい方は調べてみましょう。
た行
代位弁済
保証会社が利用者の代わりに銀行に返済することです。返済が1ヵ月遅れたくらいではなく、3ヵ月以上滞っていて連絡も取れない場合などに止むを得ず代位弁済という手段を取るため、利用者は信用情報にその情報が記載され、カードローンを利用できなくなります。事実上「ブラックリスト入り(ブラック扱い)」となります。
担保
融資を受けるのに保証として用意するもの。不動産などの資産を立てるのが一般的です。債務者が返済できない場合は担保にしていたものを差し出し代わりに返済することになります。カードローンは保証人や担保不要としている業者が多いですが、大きなローンになるほど必須になってきます。
遅延損害金
返済期日までに返済できなかった場合に発生する予約割増金利を指しています。返済期日は毎月設けられることがほとんどなので、支払いができないと毎回かかります。上限はローン契約においては年率15~20%の2倍以内、クレジット割賦契約では6%と定められています。貸主は契約の段階で約束していなければなりません。カードローンで初めに提示されているのもこのためです。遅れたら払わなければならないもの、「罰金」があると覚えておきましょう。
登録番号
貸金業をするには登録しておかなければなりません。2つ以上の都道府県に営業所などを置く場合は財務大臣、1つの都道府県のみの営業の場合は都道府県知事への登録が必要です。許可されると、「関東財務局長(5)第00×××号」といった登録番号が発行されます。この登録番号を提示できない金融機関は「闇金」なので気を付けましょう。また、最近では嘘の登録番号を載せて信用させる手口もあるので注意が必要です。カッコ内の数字は3年ごとに更新させる斎数を表しています。数字が大きいと営業年数が長いことを示しているので、実績を目で見えるという安心感があります。
な行
は行
ホワイト
「元ブラックの人」のことを指します。債務整理や代位弁済、強制解約や返済の延滞などによってブラック扱いとなっても、期間が過ぎれば消えてしまいます。この状態を「喪明け」と呼び、喪明けした状態が「ホワイト」です。信用情報自体には残っていないので、「ブラック」扱いされることはありません。しかし、信用情報が真っ白になっているので、「ホワイトか?」と疑われることはあるでしょう。
ま行
無人契約機
キャッシングの申込の際、誰にも会わずに契約が行える機械です。アコムの「むじんくん」が始まりとなり、全国に普及していきました。お金を借りるところを誰にも見られたくないという心理をうまく解決してくれるこの装置は、キャッシングが手軽になったきっかけともなっています。実は、無人契約機は全自動で行われているわけではありません。しかし、人と会わなくて済むというのは大きな安心感につながるでしょう。また、突然の出費などの予期せぬ事態にも、即日融資してくれるカードローンであれば申込→審査→契約→借入までの面倒な手続きを早く済ませることができるのも大きな利点です。
無利息期間
無利息期間とは、利息が発生しない期間のことです。主に消費者金融が設けている場合が多く、初回30日間無利息や180日間5万円まで無利息で借りることができるなど、業者によって様々なサービスを展開しています。新規の顧客獲得のためのサービスである場合が多いです。また、無利息が適用開始となるスタートも大切です。「契約した日から」や「借入をした日から」といったちょっとしたニュアンスの違いがあるので、契約前に確認しておきましょう。なお、無利息期間を過ぎての返済は、通常に利息が発生します。
申込ブラック
信用情報機関には、その人の個人情報が登録されています。そこには、お金に関する主に良くない情報が登録されています。例えば、「債務整理」などです。その他にはカードローンの返済の延滞の有無や、カードローンに申し込んだ情報など。このカードローンに申し込んだ情報は3ヵ月ほど残るといわれています。一度に複数の申込をしたり、短期間に複数のカードローンに申し込むと、記録が残っていて「お金に困っている」という印象を受けてしまう状態を「申込ブラック」と言います。申し込みブラックになっていると感じたら、少なくとも3ヵ月は間を空ける必要があります。
や行
ら行
連帯債務者
連帯保証人と似ていますが、少し意味が変わってきます。連帯債務者は、契約者と一緒に返済をしてくれる人のことを言います。実際に債務している人と同じ責任があるので、貸す側はどちらにも返済を求めることができます。ただし、多くの借入先で団体信用生命保険に加入させてもらえないので、注意が必要です。
連帯保証人
借入をした本人が返済できなくなってしまった場合、連絡が取れない場合などのときに、その人に代わって責任を取る人のことです。契約した人とは別であっても、連帯保証人がいればその人がすべての責任を負って返済しなければならなくなります。
リボルビングとは回転信用方式ともいわれ、一定の限度額の中でなら自由に借入・返済を繰り返して利用できるローンの方式です。与信枠の範囲内の利用であれば借入のたびに契約しなくて済むので、必要に応じて柔軟に利用できるメリットがあります。
リボルビング
通称「リボ払い」といわれています。しかし、細かく分類すると様々な種類があり、「リボ払い」という返済方法はありません。ですがわかりやすくリボ払いと呼ぶと、一定額を毎月返済するといったニュアンスで使われることが多いです。残高スライド方式という返済方法はリボルビング返済の一部で、借入残高によって毎月の返済額も変わります。
わ行