■結婚に関するお金の問題を解決!ブライダルローンとは?
結婚式や新婚旅行、引越しなど、結婚生活のスタートは非常に幸せいっぱいでスタートすることになると思います。しかし、お金の問題は山積みです。
婚約指輪から結婚指輪、結婚式に掛かる費用、新婚旅行に掛かる費用、引越し費用や家具家電の買い替えなど、挙げだしたらキリがありません。
ですが、せっかくの結婚でお金をケチるのは何だかやりきれませんよね。
そんな方にオススメなのが、「ブライダルローン」です。
ブライダルローンとは、結婚式の費用などを結婚に関わるあらゆる資金を補うためのローンとなります。
ブライダルローンという名前だけあって、認められている使い道は各金融機関で決まっていることが多く、結婚式や結婚指輪、新婚旅行、新居への引越し費用などを目的とした場合、利用することが出来ます。
ブライダルローンの金利相場はおよそ3~15%と、銀行カードローンと同程度のものが多いです。
また、限度額も300万~500万円のところが多く見られます。
ただし、審査によって限度額は異なるので、まずは審査を受けることが大切です。
■ブライダルローンの申し込み条件
ブライダルローンの申し込みをするためにはいくつかの条件をクリアしていなくてはなりません。
1.年齢
こちらはお金を借りるローンであるため、満20歳以上でないと申し込みをしても借り入れを断られてしまいます。
ただし夫婦がどちらも未成年者であっても、親の名義でローンを組むことは可能です。
ただし、この場合ブライダルローンではなく、親の返済能力があるか審査されることになります。
2.年収
年収に関しては各金融機関でかなり幅広く設定されており、例えば前年度年収が300万円以上であることと細かく設定されているところもあれば、毎月安定した収入があることと、とりあえず安定した収入があれば返済能力がありとみなされるところと様々です。
しかし、どちらにしても無職で収入が無いという場合や、収入はあるが定期収入でないため不安定であるという場合は審査が通りにくくなってしまうので注意が必要です。
3.勤続年数
勤続年数も年収と同じように金融機関によっては設定年数が異なっているので、きちんと確認しておくことが大切です。
よく見られる条件としては、「勤続年数1年以上」というものが多く見られます。
また、銀行などの審査条件がかなり厳しい場合、正社員ではなくパート・アルバイト、自営業、契約社員といった雇用形態の場合は審査が通らないということもあります。
■ブライダルローンを選ぶポイント
ブライダルローンは各金融機関で用意されているため、どこのブライダルローンを選んでいいか分からなくなってしまうという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ブライダルローンを選ぶ時のポイントとして大切なことは、金利です。
ブライダルローンはとりあえず費用を用意しなくてはならないと焦って、返済のことを考えずに借り入れてしまうことがよくあります。
そのため、すぐに借りられる金利の高いローンを選んでしまうと、その分利息も高くなってしまい、返済が大変になってしまうのです。
きちんと返済プランを事前に考えて、なるべく金利の低いところを選ぶように心がけましょう。
金利が低くてオススメなのが銀行のブライダルローンです。
銀行は審査が厳しくなりますが、その分消費者金融よりも低く設定されているところが多いので、金利で選ぶなら銀行がオススメです。
また、下限金利ばかりに注目していると、審査後に決まった金利が上限金利に近い金利になっている場合があります。
そのため金利を選ぶ時は上限金利を重視し、そちらが低いところを選ぶようにしましょう。
■カードローンとブライダルローンは違うの?
カードローンで借りてブライダル費用に充てれば良いのでは?と思うかもしれませんが、それは果たしてお得なのでしょうか?
結論から言ってしまえば、カードローンは金利が高くなってしまう傾向があるので、あまりお得とは言い切れません。
というのも、カードローンはフリーローンでブライダルローンは目的ローンです。フリーローンは利用使途が自由なので金利が高い場合が多いのです。
もちろんカードローン会社が打ち出している商品によって金利は異なるので例外もあります。
一般的にみると、目的が決まっている目的ローン(ブライダルローンなど)は金利が低い傾向があります。
ただし金額が大きくなりやすいので、返済能力やスペックがカードローン以上に重視されます。
■まとめ|ブライダルローンは金利で選ぼう
目的がハッキリしているローンなら、カードローンやフリーローンを利用する必要はありません。
目的ローンの方が金利が低くなることが多いためです。
ローンを組む上で大切なのは
・年齢
・職業
・年収
・勤続年数
などです。(⇒ローンの審査で大事なコト)
申し込むときはかならず審査があります。
またカードローンよりも審査が厳しいことが予測されます。
審査が厳しい=金利が低い
審査が甘い=金利が高い
という方程式が出来ているためです。
スペックを照らし合わせた上で検討するようにしましょう。