■日本貸金業協会が行っている「業者アンケート」とは?
日本貸金業協会と言えば、貸金業界の中では、非常に重要なポジションになっている協会になります。
この日本貸金業協会がしっかりと機能してくれているから、貸金業界は安定して運営をしていけていると言っても過言ではないぐらいの活躍ぶりです。
そんな日本貸金業協会が、毎年、業者向けにアンケートを取ってあるとご存知でしたか?
普通の利用者であれば、知る余地もなければ、そもそも日本貸金業協会の存在すら知らないという場合も多いかと。
しかし、業者としては「この時期がきたか」と、一種の風物詩となっており、言うまでもなく、非常に知名度の高いアンケートになっているのです。
この日本貸金業協会がしっかりと機能してくれているから、貸金業界は安定して運営をしていけていると言っても過言ではないぐらいの活躍ぶりです。
そんな日本貸金業協会が、毎年、業者向けにアンケートを取ってあるとご存知でしたか?
普通の利用者であれば、知る余地もなければ、そもそも日本貸金業協会の存在すら知らないという場合も多いかと。
しかし、業者としては「この時期がきたか」と、一種の風物詩となっており、言うまでもなく、非常に知名度の高いアンケートになっているのです。

◇業者アンケートの目的とは?
そもそも「何故、日本貸金業協会は、これほどまで気合いを入れて業者アンケートを実施しているのか?」と、素朴な疑問を抱いてしまいます。
その答えは至って単純で、よりよい貸金業界を目指して、利用者に質の高いサービスを提供するためです。
日本貸金業協会は、いわゆる「音頭取り」をするような協会のため、この協会が各業者の状況、利用者の状況を把握し、質の高いサービスを目指すためには、何処を改善したらよいのか?のガイドラインを作ることが1つの仕事となっているわけです。
その答えは至って単純で、よりよい貸金業界を目指して、利用者に質の高いサービスを提供するためです。
日本貸金業協会は、いわゆる「音頭取り」をするような協会のため、この協会が各業者の状況、利用者の状況を把握し、質の高いサービスを目指すためには、何処を改善したらよいのか?のガイドラインを作ることが1つの仕事となっているわけです。

◇全44ページ(2016年度版)にも渡る内容の濃いアンケートとなっている
先程「気合いを入れた業者アンケート」という表現をしましたが…どれくらい気合いを入れているかというと…。
全44ページにも渡る内容となっており、しかもその内容がかなり細かいです。
恐らくですが、これを全て回答しようとすると、丸一日はくだらないと言ってもよいほどの密な内容になっているのです。
ちなみにですが、日本貸金業協会の公式サイトより、このアンケートを見ることができるため、興味がある方は、ダウンロードして一読してみるとよいかもしれませんね。
全44ページにも渡る内容となっており、しかもその内容がかなり細かいです。
恐らくですが、これを全て回答しようとすると、丸一日はくだらないと言ってもよいほどの密な内容になっているのです。
ちなみにですが、日本貸金業協会の公式サイトより、このアンケートを見ることができるため、興味がある方は、ダウンロードして一読してみるとよいかもしれませんね。
外部リンク:日本貸金業者の公式サイトからアンケートをみる
■その内容を4つピックアップして紹介します!

では、具体的にどのようなアンケートを業者に対して行っているのか?を、ピックアップをして4つほど紹介をしていきたいと思います。
いずれも「業界の本気度」というのを垣間見ることができる内容になっているのではないでしょうか。
いずれも「業界の本気度」というのを垣間見ることができる内容になっているのではないでしょうか。
◇運営資金の調達先を事細かにチェック
業者として、運営資金をどのようにして調達をしているのか?についてのアンケートとなります。
業者側からしたら、かなりデリケートな部分になるため、答えづらい内容といってもよいでしょう。
それを敢えて突っ込んで質問をし、さらに業界全体の資金に関しても把握していこうという思惑があるのかもしれません。
さらに、調達先が「銀行」だった場合、銀行の貸し具合はどうか?(容易に満額を貸してくれたか?など)までにも言及をしています。
業者側からしたら、かなりデリケートな部分になるため、答えづらい内容といってもよいでしょう。
それを敢えて突っ込んで質問をし、さらに業界全体の資金に関しても把握していこうという思惑があるのかもしれません。
さらに、調達先が「銀行」だった場合、銀行の貸し具合はどうか?(容易に満額を貸してくれたか?など)までにも言及をしています。
◇貸倒状態について
業者にとって怖い「貸倒」…貸倒とは、一言で言えば、利用者側が全額返済をせずに融資額がチャラになってしまったことをいいます。
よく耳にする理由は「利用者の死亡」が挙げられます。
他にも色々な状況がありますが、その状況を調査するアンケート内容になっています。
さらに、この貸倒があった場合、経営にどのような悪影響があったか?などの調査も行っている状況。
あまりにも損害額が大きく経営が苦しくなってしまう状況であれば、新たなガイドラインなどを作って対応をするのかもしれません。
よく耳にする理由は「利用者の死亡」が挙げられます。
他にも色々な状況がありますが、その状況を調査するアンケート内容になっています。
さらに、この貸倒があった場合、経営にどのような悪影響があったか?などの調査も行っている状況。
あまりにも損害額が大きく経営が苦しくなってしまう状況であれば、新たなガイドラインなどを作って対応をするのかもしれません。
◇カウンセリングを行っているのか?
カードローン業者は、お金を貸すだけが仕事ではありません。
貸した後、利用者が生活貧困状態にならないようにサポートをしていく必要もあります(無理な融資をしてしまうことを防ぐなど)。
もちろん、サポートと言っても、あくまでも受け身が基本ではありますが。
つまり、利用者側から「返済が厳しい」などの相談を受けた場合、きっちりとカウンセリングを行って、適切なアドバイスなどを送っているのか?を確認する内容になっています。
カウンセリング時、実際に、どのようなアドバイス(更に金利が低い商品の紹介など)を行ったか?の質問項目もあります。
貸した後、利用者が生活貧困状態にならないようにサポートをしていく必要もあります(無理な融資をしてしまうことを防ぐなど)。
もちろん、サポートと言っても、あくまでも受け身が基本ではありますが。
つまり、利用者側から「返済が厳しい」などの相談を受けた場合、きっちりとカウンセリングを行って、適切なアドバイスなどを送っているのか?を確認する内容になっています。
カウンセリング時、実際に、どのようなアドバイス(更に金利が低い商品の紹介など)を行ったか?の質問項目もあります。
◇貸金業としての今後の展望や具体的なビジョン
4つ目は、カードローン業者に対して、今後、どのような方針で経営をしていくのか?と、将来の展望を質問している内容となっています。
さらに、その展望を実施するために、何をしていくのか?と具体的なビジョンまで質問の1つとして用意されています。
貸金業界として、どのような方向に進んでいくのか?を大まかに把握するための質問といってもよいかもしれませんね。
例えば「今後、事業拡大をしていくのであれば、どのように拡大をするのか?」などです。
さらに、その展望を実施するために、何をしていくのか?と具体的なビジョンまで質問の1つとして用意されています。
貸金業界として、どのような方向に進んでいくのか?を大まかに把握するための質問といってもよいかもしれませんね。
例えば「今後、事業拡大をしていくのであれば、どのように拡大をするのか?」などです。
■カードローン業界が「よりよいサービスの提供」を目指している証拠?!

先程も、少し触れましたが、このような事細かいアンケートを取るというのは、カードローン業界全体が「よりよいサービスを提供するためにはどうしたらよいのか?」と試行錯誤しているということを、垣間見ることができます。
一般論として好意的に見られない業界だからこそ、このように日々、先を見据えつつも現状のサービス向上を目指しているわけです。
一般論として好意的に見られない業界だからこそ、このように日々、先を見据えつつも現状のサービス向上を目指しているわけです。