一万円以下の借入がしたいときはどうすれば良い?

給料日直前でお金が全くない!
こんなときに限って、大事な飲み会のお誘いがあるものです。
たった数千円が用意できなくて飲み会に参加できずというのは寂しいものですよね。
そこで役立つのがカードローンサービスですが…。
利用となると1万円単位で借入額を設定しないといけないイメージがあります。
このように数千円だけでよい場合…実際のところ、どうしたらよいか?について説明をしていきたいと思います。

■基本的には借入枠は1万円から

見出しに記載した通り、借入枠は基本的に1万円からとなっています。
したがって、1,000円だけ借りたいから、消費者金融業者に、融資枠を1,000円に設定して新規申し込みすることはできないという結論になります。
もっと具体的に言うと、9,000円での新規申し込みは不可能というわけですね。
利用者としては、必要最低限を借りられるようにしておいた方が「余分に借りることを防ぐ」という保険を掛けることができます。
1,000円単位で借入枠を設定したいと気持ちは十二分に理解することはできます。
ただ、反対に、業者の気持ちも十二分に理解することが。
平たく言えば、人件費に見合う融資額ではないということになるわけです。
1,000円程度の融資をしたとして、次の月に完済をさせられてしまったら…利息での利益は微々たるものです。
となると、最初から、このような少額融資は断ってしまった方が良いというわけです。
他にも審査をする際、1,000円だと色々と面倒という状況も。
結果、最低借入枠は1万円に設定をしておき、将来的にも「もしからしたら1,000円以上借りてくれるかもしれない」と伸びしろを作っておいた方がよいわけですね。
言うまでもなく、1,000円だけ借りたいという人も顧客として確保したいため、無下に断るわけにもいかないのが、業者のつらいところなのです。

■枠内であれば1円単位で利用が可能

先までのお話は、あくまでも「新規申し込み」の場合のお話です。
既にカードローンを利用することができる状態になっていれば、借入額は1,000円でも可能です。
単純に、借入限度額内であれば、いくら借入をしても何ら問題はありませんから。
つまり、1,000円を借りたいのであれば、業者としては「どうぞ借りてください」となるわけです。
もっというと、見出しにも記載したように、1円単位で取引をすることも可能です。
例えば、216円を借りたいと思ったときでも、簡単に1円単位まで指定して融資を受けることができるのが、昨今のカードローンサービスとなっています。
ただし、利用するATMによっては、小銭に対応していないときもあるため注意が必要ですが。
また、業者によっては、1,000円単位だったり、1万円単位だったりと、設定をしていることも多いため、必ずしも1円単位で利用することができるわけではありません。
ともあれ、返済をする場合でも、1円からでも可能となっているため、余計な利息を払わないためにも、1円でもよいため、小まめに返済をしていくことをオススメします。

■借入額が数千円程度であれば…他にも方法がある!

そもそも数千円程度であれば、わざわざ消費者金融などにカードローンの申込をしなくても対応することができるかと思います。
特に飲み会代が足りないと言った程度であれば、何かリサイクルショップでモノを売ったりすることで用意することができるでしょう。
もっというと、質屋にモノを預けてお金を用意する手もあります。
返済する意志があれば、質屋は売りに出さないため、預けた物品を返してもらうことができます。
(金利計算をすると…利息が非常に高いものになってしまう場合が多いですが)
あまりお金の貸し借りをするのは嫌かもしれませんが、一緒に飲み会に行く友人、同僚、上司に「給料日前で厳しいから貸して欲しい」というのも1つ手と言えるかと思います。
ケース・バイ・ケースではありますが、数千円程度であれば、いくらでもお金を用意する手段があるため、選択肢を多く作っておくとよいかもしれませんね。

■今後も借入枠自体は変わらない可能性は高い

さて、今回「数千円程度の借入をしたい場合」に焦点を充てて、お話を進めてきました。
結論から言えば、新規申し込みの場合は難しいと説明させていただきましたが…今後、将来的にもずっと難しいと言えます。
業者としても、どこかで線引をしておかなければ、収集がつかなくなってしまいます。
中には、1円で申込をしてくるような輩も出てくる可能性すらあるわけですから。
こういったイタズラも排除する意味でも、やはり「1万円から」という現実的にもバランスが取れた「最低融資枠」となります。
繰り返しになりますが、業者としては1万円以下にしたとしても、何のメリットもありませんからね。
したがって、数千円程度だけ借りたい場合であっても、1万円からが基本と諦める他ありません。
どうしてもというのであれば、1万円で消費者金融業者などに申込をして、数千円分を利用。
直ぐに完済をさせ、解約をするという流れになるのが、現実的な方法と言えるでしょう。

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