オリックス銀行カードローンのことを、サクッと載せています。
他社との比較の表はないですが、文章で紹介しているので、オリックス銀行カードローンの大体の立ち位置はわかる思います。
また、良い点だけではなく悪い点もガンガン紹介していきますので、オリックス銀行カードローンのすべてがわ かると思います。
客観的にみたオリックス銀行カードローンを知ってもらうことを重視していますので、納得して利用していただければと思っております。
● 目次 ● |
●オリックス銀行カードローンとは? ●メリット ●デメリット ●金利 ●限度額 ●申込方法・審査時間 ●借入方法 ●おまとめローン ●返済方法 ●返済方式 ●店舗数 |
オリックス銀行カードローンとは?
オリックス銀行は、オリックスグループの傘下にあるネット銀行です。
ネット銀行とは、独自の店舗やATMを持たない代わりに提携ATMなどを利用し、通常ではあるはずの通帳も発行していません。
利用資格
●満20歳以上65歳以下であること
●国内在住(外国人の場合は、永住者・特別永住者である必要があります)
●毎月安定した収入があること
この条件が利用資格になります。
安定した収入というのは、もちろん正社員や派遣社員は問題ないですね。
パートやアルバイトの方は、日雇いではなく定期的に仕事をしていて収入を得ている必要があります。
職業の制限はもちろんありませんので、自営業でも収入があれば可能です。
しかし、自身に収入のない専業主婦は利用することができません。
オリックス銀行カードローンのメリット
オリックス銀行の口座は不要
オリックス銀行に口座がなくてもカードローンに申込めます。
みずほ銀行カードローンなどの銀行は口座を持っていないと申込めないようになっています。
また、申込みと同時に口座を作らなくてはいけない銀行カードローンもありますので、その点は嬉しいですね。
即時振込みサービスがある
振込みによる融資にも対応しています。ホームページか電話で依頼をすると、指定した口座に振込んでもらえます。
ちなみに、振込先としてジャパンネット銀行を指定すると、24時間365日 即時振込みが反映されるので、おすすめです。
その他の金融機関を指定する場合も、平日8:40~15:00の間に振込依頼をすればその日のうちに振り込まれます。
ATM手数料無料
提携ATMは全国に93,000台以上(2015年9月末時点)。手数料は無料です。
他の貸金業者の中でも特に消費者金融は、提携ATMの手数料が有料で一回の利用で108~216円ほどかかってしまう場合が多いので、これは非常に助かります。
希望額300万円以下なら収入証明書不要
希望額300万円以下なら基本的に収入証明書不要です。これならほとんどの方が用意せずに済みそうですね。
ちなみに、他行は希望額100万円以上で収入証明書が必要になる場合が多いです。
収入証明書(源泉徴収票、給与明細など)は、本人確認書類などと違い用意するのが面倒な書類なので、不要であればそのほうが助かりますよね。
オリックス銀行カードローンのデメリット
銀行にしては金利が高い
オリックス銀行カードローンの金利1.7~17.8%です。
最低金利はわりと一般的ですが、最高金利は消費者金融並みに高いです。
銀行のカードローンであれば、最高金利15%前後は期待したいところです。
ちなみに、最高限度額が同じ三井住友銀行カードローンと比べてみると、金利は4.0~14.5%とかなりの差があるのがわかります。
どうしても銀行カードローンを利用したい方はここは目をつぶるしかないですね。
融資まで時間がかかる
最短で当日融資とうたっていますが、実際はもう少し時間がかかる場合が多いようです。
審査だけで2~3日、融資までは5日程度かかり、申込みから融資までは1週間ほど見ておいた方が良いでしょう。
ですので、よほど条件が整わなければ即日融資は期待できません。
急いでいる方には向かないカードローンです。
金利
業者名 | 金利 | 遅延損害金 | |
---|---|---|---|
銀行 | オリックス銀行カードローン | 1.7~17.8% | 借入残高に対して借入利率+2.1% |
※ 金利、遅延損害金はすべて実質年率です。
金利は、1.7~17.8%。
先ほども述べましたが、低金利ではありません。
上限金利は高いけれど、銀行カードローンがどうしても利用したい方はオリックス銀行カードローンがオススメです。
適用利率
オリックス銀行カードローンでは、申込者に設定される利用限度額に応じて、適用される利率が決まります(どちらも審査で決定します)。
利用限度額によって利率が変わり、コースによるパーセンテージは以下の通りです。
コース | 利用限度額 | 利率 |
---|---|---|
800万円コース | 700万円超800万円以下 | 1.7%~4.8% |
700万円コース | 600万円超700万円以下 | 3.5%~5.8% |
600万円コース | 500万円超600万円以下 | |
500万円コース | 400万円超500万円以下 | 4.5%~8.8% |
400万円コース | 300万円超400万円以下 | |
300万円コース | 200万円超300万円以下 | 6.0%~12.8% |
200万円コース | 150万円超200万円以下 | |
150万円コース | 100万円超150万円以下 | 9.0%~14.8% |
100万円コース | 100万円 | |
100万円未満コース | 100万円未満 | 12.0%~17.8% |
限度額
業者名 | 限度額 | 金利 | |
---|---|---|---|
銀行 | オリックス銀行カードローン | 最高800万円 | 1.7~17.8% |
限度額は最高800万円です。
銀行カードローンの限度額はだいたい500万円~1,000万円のところが多いので、ちょうど中間くらいの水準でしょう。
これは、あくまでも最高限度額です。
利用者によって限度額が設定されるので、はじめのうちは100万円以下が設定されることが多いと頭に入れておきましょう。
申込方法・審査時間
業者名 | 申込方法 | 審査時間(最短) | 融資までの時間(最短) | お試し審査 | |
---|---|---|---|---|---|
銀行 | オリックス銀行 カードローン |
インターネット | 最短即日
※申込みの時間帯によっては当日中の審査が難しいことがあります。 |
最短即日(契約完了後、最短即日融資可) | × |
申込みはホームぺージから行います。
オリックス銀行には店舗や自動契約機がありません。
やり取りはすべてメールまたは電話、郵送です。
申込みの流れ
ホームページ(パソコン・スマートフォン)から申込み
↓
審査
↓
審査回答(メール・電話または書面)
↓
本人意思確認(電話で申込内容の確認)
↓
勤務先に在籍確認
↓
ローンカードを発行
↓
必要書類提出(メールで送られてくる「必要書類をアップロード用URL」からダウンロード)
↓
ローンカードを郵送
審査時間
先ほども説明しましたが、公式ホームページには最短即日とありますが、申込みから融資までは1週間ほどみておいてください。
最短即日なのはよほど高いスペックの方のみでしょう。
ます審査に2~3日かかります。そして、土日祝日は審査を行っていないので、土日祝日をはさむと、4~5日かかってしまうことになります。
融資までにかかる時間
申込みから融資まで、5日程度かかることが多いようです。
念のため1週間は見積もっておいた方が良いでしょう。
特に300万円以上を希望する場合は収入証明書の提出が必要になるので、通常より長く時間がかかります。
また、カードが届くまでは借入れすることはできません。
お試し審査
オリックス銀行カードローンにお試し審査のツールはありません。
ですので、審査に通るかどうかは申込をしないとわかりません。
借入方法
業者名 | 振込みによる借入れ | 提携ATM(銀行・コンビニ)からの借入れ | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
可否 | 申込方法 | 当日中の借入れ | 手数料 | 主な提携ATM | 手数料 | ||
銀行 | オリックス銀行カードローン | ○ | 電話 インターネット |
○ | 無料 | 三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 セブン銀行 イオン銀行 西日本シティ銀行 ローソンATM E-net ゆうちょ銀行 |
無料 |
振込みによる融資かATMかの2種類の方法があります。
振込みによる融資
ホームページ、もしくは電話で手続きすれば、指定した口座に振込融資してもらえます。
もちろん手数料も無料です。
指定する口座は、基本的にどの金融機関でもOKですが、ジャパンネット銀行の口座なら、24時間365日、即時振込が可能なので、ジャパンネット銀行を持っている方はこちらを指定することをオススメします。
他金融機関の口座でも、平日15時までに依頼すれば、その日のうちに振込みが反映されます。それ以降の時間帯や土日祝の場合、反映されるのは翌営業日以降となります。
ホームページでの受付は24時間ですが、電話での受付は平日9時~18時までなので気を付けてくださいね。
ATM
手数料はすべて無料です。自社ATMはありませんが、提携ATMが充実しています。
●三菱東京UFJ銀行
●三井住友銀行
●セブン銀行
●イオン銀行
●西日本シティ銀行
●ローソンATM
●E-net
●ゆうちょ銀行
おまとめローン
業者名 | おまとめ専用商品 | 総量規制 | 金利 | 限度額 | 最長返済回数 | |
---|---|---|---|---|---|---|
銀行 | オリックス銀行カードローン | – | 対象外 | 1.7~17.8% | 800万円 | – |
オリックス銀行にはおまとめ・借換え専用ローンはありません。
オリックス銀行カードローンがおまとめに向いているかみていきましょう。
まず、チェックポイントとしては、
限度額が最高800万円と高めであること ◎
金利が低いこと ×
上限金利に関してはやはりオリックス銀行の弱点なので、おまとめローンに向いているかというと、そういうわけではありません。
無利息期間
業者名 | 無利息期間 | |
---|---|---|
銀行 | 新生銀行カードローン レイク | 契約日の翌日から30日間(初回のみ) 契約日の翌日から180日間(初回のみ、5万円まで) |
ジャパンネット銀行ネットキャッシング | 初回借入日から30日間(初回のみ) | |
消費者金融 | プロミス | 初回借入日の翌日から30日間(初回のみ) ※メアド登録とWeb明細利用の条件を満たす必要があります。 |
ノーローン | 借入日の翌日から7日間 | |
アコム | 契約日の翌日から30日間(初回のみ) |
オリックス銀行カードローンに、無利息プランはありません。
短期(1ヶ月以内など)で完済できる場合は、上記の表を参考にして、新生銀行カードローン レイクやジャパンネット銀行ネットキャッシングなど、無利息サービスを設けているローンを検討してみてはいかがでしょうか。
返済方法
業者名 | 返済期日 | 提携ATM(銀行・コンビニ)からの返済 | その他返済方法 | ||
---|---|---|---|---|---|
主な提携ATM | 手数料 | ||||
銀行 | オリックス銀行 カードローン |
10日 末日 |
三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 セブン銀行 イオン銀行 西日本シティ銀行 ローソンATM E-net ゆうちょ銀行 |
無料 | 口座引落 振込み |
返済方法の種類
返済方法は以下の3つです。
● 口座引落…手数料無料
● 提携ATM…手数料無料
● 銀行振込み…振込手数料は利用者負担
返済日
返済日は、毎月10日か末日のうち、好きな方を選択することができます。
繰上げ返済
繰上げ返済(随時返済)にも対応しています。
毎月の口座引落の金額を増額するか、提携ATMから入金、指定口座への振込を行う
この3つの方法があります。もちろん一括返済も可能です。
返済方式
業者名 | 返済方式 | |
---|---|---|
銀行 | オリックス銀行カードローン | 残高スライドリボルビング |
オリックス銀行カードローンの返済方式は、個人向けローンでは一般的な「残高スライドリボルビング方式」。
これは、借入残高によって月々の返済額が変動する返済方式です。
下記の表のように、借入残高の金額によって毎月の最低返済額も変化してきます。
借入残高 | 毎月の返済額 |
---|---|
30万円以下 | 7,000円 |
30万円超50万円以下 | 10,000円 |
50万円超100万円以下 | 20,000円 |
100万円超150万円以下 | 30,000円 |
150万円超200万円以下 | 35,000円 |
200万円超250万円以下 | 40,000円 |
250万円超300万円以下 | 45,000円 |
300万円超400万円以下 | 50,000円 |
400万円超500万円以下 | 60,000円 |
500万円超600万円以下 | 70,000円 |
600万円超 | 80,000円 |
この方式のメリットは、残高が減るにつれて最低返済額も減るため、少しずつ返済が楽になってくる点です。
しかし、注意しなければならないのは、指定された金額だけを返済していたら、返済期間が長くなって余計な利息を支払っているだけの状態がいつかは来てしまいます。
ですので、余裕があるときは繰上げ返済を行いましょう。
そうすることで利息を払い過ぎることもなく、早く完済することに繋がります。
⇒カードローンでよく見る『残高スライドリボルビング方式』の注意点
店舗数
業者名 | 自社ATM | 主な提携ATM | 有人店舗の店舗数 | 自動契約機の設置数 | |
---|---|---|---|---|---|
銀行 | オリックス銀行カードローン | – | 三菱東京UFJ銀行 三井住友銀行 セブン銀行 イオン銀行 西日本シティ銀行 ローソンATM E-net ゆうちょ銀行 |
5 | 0 |
オリックス銀行は無店舗型の銀行です。そのため、有人店舗も自動契約機もありません。
申込みはホームページからで、自社ATMはなく、利用できるのは銀行やコンビニなどの提携ATMです。本店と出張所が5ヶ所ありますが、カードローンの業務は行っていません。
提携金融機関(ATM)数
自社ATMはありませんが、提携ATMの種類は豊富です。
全国に93,000台以上(2015年9月末時点)の設置があります。
主な提携ATM
- 三菱東京UFJ銀行
- 三井住友銀行
- ゆうちょ銀行
- イオン銀行
- セブン銀行
- 西日本シティ銀行
- ローソンATM
- E-net
ATM手数料はすべて無料です。
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