どうなの!?消費者金融の取り立てについて

「オラ!居るのは分っとんじゃ!出てきて早よ金返さんか!!」

消費者金融の取立てというと、このように怖いお兄さんがドアをドンドンやって、
取立てに来るおなじみのシーンを連想しますよね。

その影響もあってか、消費者金融の取立て=怖いというイメージがあります。

実際のところはどうなのでしょうか?

■消費者金融で延滞すると怖いお兄さんがくる?

結論からいうと、取立てで自宅に怖いお兄さんがくることはありません。

少なくても大手の業者であればあり得ません。

ではどのような行われるかというと、取り立ては事務的なものになります。

実際の取立ては「電話・郵便による催促」が中心になるんですね。

返済が遅れてしまった場合、まずは登録した電話番号に電話がかかってきます。

その電話も「金返せ!」という高圧的なものでありません。

「ご返済が遅れていますが、いつまでにご返済できますでしょうか?」
というような事務的な感じになります。

この電話で返済日を約束すれば、その日を過ぎない限りは催促の電話はありません。

また、電話は個人名でかけてくるなど、消費者金融とは分らないように配慮されています。

万が一家族などがでてしまっても、
消費者金融からの催促とはまずバレないので安心してください。

「職場に催促がくることはないか?」このように心配される方も多いでしょう。

基本的に職場に催促がくることはありません。

催促の電話は携帯か自宅の電話が中心です。

ただし、携帯や自宅への電話を無視していると職場にかかってくる可能性があります。

次に郵便ですが、これも電話とおなじで怖いものではありません。

「返済期日を過ぎてますのでお早めにご返済ください」といった、
文面のハガキか封筒が届くだけです。

また、モビット・アコムなどの業者名で送られてくるわけではありません。

大抵は担当者の個人名で郵送されてきます。

ですので、開封されでもしない限りは催促の手紙とはバレることはないんですね。

このように消費者金融の取立ては、映画やドラマにでてくるような
怖いものではありません。

総量規制前にプロミスで借入、取り立てという恐怖の経験をした話

■取立ては怖くないといっても延滞は絶対NG!

先ほど解説したように、消費者金融の取立ては恐ろしいものではありません。

ですが延滞は絶対やってはいけません。

・「遅延損害金」が発生する
遅延損害金とは返済期日を過ぎてしまったときに発生する、罰金のようなものです。

例えば、プロミスでの返済が遅れると20%の遅延損害金が発生します。
損害遅延金は以下の計算式で算出できます。

借入残高 X 遅延損害金利率(年率) ÷ 365 X 延滞日数

仮にプロミスで借入れ残高50万円のときに30日延滞すると、

50万円×20%÷365×30=8.219

8.219円の遅延損害金が発生してしまうんですね。

しかも遅延損害金は通常の利息とは別に支払う必要があります。

月々の返済が15.000円(利息込み)だとすれば、
30日の延滞では23.219円になってしまうというこです。

これはかなりの痛い出費ですよね。

遅延損害金は借入れ残高が多く、延滞日数が長いほど、額も大きくなります。

余計に返済も苦しくなるため、1日でも早く返済しましょう。

遅延損害金とは?

・最悪の場合「契約解除」
延滞を何度も繰り返したり、いつまでも返済しないと最悪の場合は「契約解除」もありえます。

そうなると借入れはできないのはもちろん、一括返済を求められます。

場合によっては差し押さえのための裁判を起こされる可能性もあります。

・ブラックリスト入りしてしまう
61日以上または3ヶ月以上の長期延滞をした場合、
信用情報機関に重大な事故情報として記録されてしまいます。

これはいわゆるブラックリスト入りの状態です、

この状態になると新たにローンを組んだり、クレジットカードを作ることが難しくなります。

このように取り立ては怖くないとはいっても、
延滞してしまうと様々なデメリットを抱えてしまうんですね。

カードローンの審査を左右する『信用情報』の影響力とは

■まとめ

消費者金融の取立てって怖いイメージがありますが、そんなことはありません。

ガラの悪いお兄さんたちが自宅へ来るなんてのは昔のことで、
現在はそのような取立てをしている業者はヤミ金であっても少数派です。

電話や郵便物が中心となっており、その内容は事務的なもの、
取立てというよりも催促といったほうがいいでしょう。

とはいえ、延滞は絶対やってはいけません。

「ご利用は計画的に」とあるように、返済計画をしっかり立てて、
返済できる分のみ借入れするようにしましょう。

金利の低さは借り入れ業者の全てを決める?銀行と消費者金融の差

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