カードローンの審査、できることならば通過してお金を借りたいですが
過去に支払いの遅れなどの金融事故があり
もしかしたら自分は審査に通らないかもしれないと思っている方もいるでしょう。
自分の過去を変えることはできないので
こうなるといつ申し込んでも結果は変わらないとお思いかもしれませんが
実はそうじゃないんです。
どこの消費者金融会社も明確な審査基準を設けて審査をしているにも関わらず
実は審査に通りやすい時期とそうでない時期が存在しています。
その時期とはずばりいつなのか、何故そのような時期が存在するのか
今回はそこに焦点を当てながら解説していきます。
⇒通りやすいカードローンはどの会社?審査合格率が一番高い会社はココだ
⇒消費者金融と銀行のカードローンはどちらが審査に通りやすいの?
カードローンの審査に通りやすくなる要因とその時期
まずは何故、時期によってカードローンの審査に通りやすくなったり
通りにくくなったりするのか、その要因をご説明していきます。
カードローンの審査に通りやすくなる、通りにくくなる要因は多々ありますが
その要因のどれも、元をたどれば
消費者金融会社が新規顧客を欲しているかどうかという理由に起因しています。
そのことを踏まえいくつかカードローン審査の通過しやすさの変動の要因をあげていきます。
1、顧客が多い時期かどうか
どの業界もそうですがたいていの場合は繁忙期と閑散期というものがあります。
消費者金融業界も例にもれず繁忙期と閑散期というものが存在しています。
ここでは審査の当落線上に位置するAさんを例にとって
繁忙期と閑散期での審査の違いを説明してきましょう。
(繁忙期の場合)
繁忙期の場合、Aさんの他にも多数の申し込みがあります。
審査担当者も多数の審査案件を抱え、手一杯になっていることが予想されます。
Aさんの審査を行ったところ審査の当落線上でした。
もう少し詳しく、借り入れ状況や過去の返済状況などを調べてみたいところですが
他にも案件を抱えているためあまり時間をかけたくありません。
更に申込が多いのでわざわざAさんの審査に時間をかけるのが惜しいと思われ
審査に通さないといった流れになる可能性が大きいです。
(閑散期の場合)
閑散期の場合には、Aさんの他に申込者は少ないです。
そのため審査担当者もかなり手が空いていることが予想できます。
Aさんの審査を行った結果、Aさんは審査の当落線上に位置していました。
少し怪しいですし、審査に通さないという判断をくだしても良いのですが
申込が少ない時期に、やっときた申込を逃してしまうのはもったいないです。
そのため詳しくAさんの借入れ状況や、返済状況を確認したところ
なんとか審査には通せそうだということになりました。
申込が少ない時期ということもあり新規顧客が欲しいですので
結果Aさんを審査に通すおことになりました。
と、いう具合に繁忙期だと通らなかった審査が
閑散期だと通るということが実際にあり得ます。
一般的にカードローンの繁忙期はお金が必要になる大型連休の前などなので
5月や8月は審査に通りにくくなります。
一方ボーナス月でもある6月や12月はわざわざお金を借りる人が少ないので
閑散期となり、審査に通りやすくなります。
2、顧客が欲しい時期かどうか
どの会社も顧客が欲しくない時期など無いと思いますが
その中でも取り分けこの時期は新規顧客が欲しいと思う時期はあると思います。
営業出身の方であれば想像しやすいかもしれませんが
月末や年度末などはどこの企業でも新規顧客がどうしても欲しい時期になりがちです。
と、いうのも大抵どこの企業も新規顧客獲得の目標数というものを掲げており
それが月ごとの目標と年間目標となることが多いからです。
月ごとの目標は毎月末の集計、年間目標は年度末での集計となり
仮に目標数に達していなかった場合、なんとしても顧客を獲得したいです。
そのため消費者金融会社でも審査に通りやすくなっています。
今回は審査の当落線上で少しNGよりのBさんを例にとって
違いを説明していきましょう。
(年度末や月末でない場合)
年度末や月末でない場合、担当者もあまり目標を意識していません。
そんな時にBさんから申込がありました。
審査をしてみた結果、当落線上、しかもどちらかというと少し審査には通しにくいという結果になりました。
ここでBさんを無理に審査に通さずとも、今後も申込はたくさんあることが予想され
その申込で目標数を稼げばいいと審査担当者は考えます。
結果Bさんは審査に通りませんでした。
(年度末や月末の場合)
年度末や月末の場合、担当者は嫌でも目標を意識せざるを得ません。
目標数字に達していなければ尚更です。
そんな時にBさんから申込がありました。
審査をしてみた結果、当落線上、しかもどちらかというと少し審査には通しにくいという結果になりました。
しかし、月末や年度末はすぐそこまで迫ってきています。
ここでBさんを逃してしまうと、他に申込が来る確約もありません。
担当者はなんとしてもBさんを獲得したいと、何とか審査に通そうとします。
場合によっては上司に伺いを立てたりもするでしょう。
結果Bさんは無事審査を通過することができました。
と、このように月末や年度末は審査に通りやすくなる傾向にあります。
消費者金融会社の多くは3月に決算を迎えますので
毎月末や3月は審査に通りやすくなります。
ただしこちらは担当者が目標数字に達していない場合であり
仮に目標数字に達していた場合は逆に審査に通りにくくなりますのでご注意ください。
まとめ
今回はカードローンの審査に通りやすい時期と通りにくい時期の解説をしました。
6月、12月、3月、毎月末は審査に通りやすくなり
5月、8月は審査に通りにくくなります。
もし自分が当落線上や少しNGな位置にいるなと感じている場合は
時期を選んで通りやすい時期に審査を行うことで
通らなかった審査に通る可能性もあります。
この記事を参照に、賢く申込みをしましょう。