カードローンを利用している人にとって「返済総額」というものは大きな意味を持つ言葉になります。
お金が無くて融資を受けているわけですから、可能な限り利息分を節約して返済をしていきたいところですね。
その有効な方法として、よく「繰上げ返済」が推奨されます。
確かに、返済総額を減らす有効な手段ですが…こんな疑問を持ったことはありませんか?
繰上げ返済をせずに、完済できるまでお金を貯めて一気に返済した方が返済総額は少ないのでは?と。
ということで、どちらがお得か?について、ここで触れていきたいと思います。
お金が無くて融資を受けているわけですから、可能な限り利息分を節約して返済をしていきたいところですね。
その有効な方法として、よく「繰上げ返済」が推奨されます。
確かに、返済総額を減らす有効な手段ですが…こんな疑問を持ったことはありませんか?
繰上げ返済をせずに、完済できるまでお金を貯めて一気に返済した方が返済総額は少ないのでは?と。
ということで、どちらがお得か?について、ここで触れていきたいと思います。
■50万円の融資を毎月1万円ずつ返済した場合の支払い総額
まずは、ベースとなる返済総額を算出しましょう。
計算をしやすいように、金利は15.0%で元利均等返済とします。
この場合は、完済まで79ヶ月の月日を掛けることになり、返済総額は「789,501円」となります。
改めて、カードローンの利息の高さを目の当たりしてしまうところですが…。
元利均等返済の場合、どうしても最初は利息ばかりを支払うことになるため、なかなか元金が減っていかないデメリットがあります。
その分、毎月の返済額が固定されているため、色々と計算をしやすいメリットを持っていますが。
ともあれ、50万円の融資で1ヶ月1万円の返済をした場合、29万円ほどの利息を支払うことになることを、まず理解をしましょう。
これだけ、支払うことになるのであれば…早々に完済をしたくなりますよね。
計算をしやすいように、金利は15.0%で元利均等返済とします。
この場合は、完済まで79ヶ月の月日を掛けることになり、返済総額は「789,501円」となります。
改めて、カードローンの利息の高さを目の当たりしてしまうところですが…。
元利均等返済の場合、どうしても最初は利息ばかりを支払うことになるため、なかなか元金が減っていかないデメリットがあります。
その分、毎月の返済額が固定されているため、色々と計算をしやすいメリットを持っていますが。
ともあれ、50万円の融資で1ヶ月1万円の返済をした場合、29万円ほどの利息を支払うことになることを、まず理解をしましょう。
これだけ、支払うことになるのであれば…早々に完済をしたくなりますよね。
■毎月1万円ずつ繰上げ返済をした場合の返済総額はどうなるか?
では、上記の状態で、毎月1万円ずつ繰上げ返済をした場合はどうなるのか?
返済総額は「603,248円」となり、31ヶ月で完済となります。
完済までの時間は半分以下になるわけですが…これは、倍の返済額になるため、当然のことと言えるでしょう。
支払い総額に関しても、利息は「103,248円」と、こちらは3分の1程度まで軽減されることになります。
非常に大きな差になりますね。
だからこそ、世間一般の常識として、少しでも早く完済をさせることが、一番損をしない返済方法といわれているわけで、数字からも理解をすることができますね。
中には「こんなにも違うの?」と驚いた方もいらっしゃることかと。
それだけ、利息というのは大きく上下限することも合わせて理解することができたかと思います。
ちなみに、こちらの返済方法が「小まめな繰上げ返済」となります。
返済総額は「603,248円」となり、31ヶ月で完済となります。
完済までの時間は半分以下になるわけですが…これは、倍の返済額になるため、当然のことと言えるでしょう。
支払い総額に関しても、利息は「103,248円」と、こちらは3分の1程度まで軽減されることになります。
非常に大きな差になりますね。
だからこそ、世間一般の常識として、少しでも早く完済をさせることが、一番損をしない返済方法といわれているわけで、数字からも理解をすることができますね。
中には「こんなにも違うの?」と驚いた方もいらっしゃることかと。
それだけ、利息というのは大きく上下限することも合わせて理解することができたかと思います。
ちなみに、こちらの返済方法が「小まめな繰上げ返済」となります。
■毎月1万円ずつ貯めて残債分になったときに一気に完済をさせた場合の返済総額は?
ここからが、今回のテーマの最大のポイントとなります。
毎月1万円ずつの繰上げ返済をせずに、その1万円をコツコツと貯めた場合のお話になります。
そして貯めていった金額が残債を超えるような額になったとき、一気に返済して完済をさせる方法。
このような方法を取ったときの返済総額はいくらか?
ズバリ「682,312円」となります。
1万円ずつ繰上げ返済をした場合との差額は、約8万円の差となることが分かりました。
結果、小まめに繰上げ返済をした方が返済総額は節約ができることが分かり、世間一般で言われていることが正しいことも合わせて理解ができましたね。
普通に考えて、元金が減っていく小まめな繰上げ返済…、元金が減っていかない貯金型返済。
このように考えれば、一気に返済をする方が、損をしてしまうことは火を見るより明らかでしたね。
ともあれ、もう少し具体的に見ていきましょう。
1万円ずつ返済をし、1万円ずつ貯めていった場合…残債分を貯めることができるまでの月日は34ヶ月を要することになりました。
つまり、1万円ずつ小まめに繰上げ返済をした場合と比較をすると、完済までの月日は…たった3ヶ月差となります。
そのたった3ヶ月の差で、差額は8万円。
この数字をどのように捉えるか?は、人それぞれかもしれません…。
毎月1万円ずつの繰上げ返済をせずに、その1万円をコツコツと貯めた場合のお話になります。
そして貯めていった金額が残債を超えるような額になったとき、一気に返済して完済をさせる方法。
このような方法を取ったときの返済総額はいくらか?
ズバリ「682,312円」となります。
1万円ずつ繰上げ返済をした場合との差額は、約8万円の差となることが分かりました。
結果、小まめに繰上げ返済をした方が返済総額は節約ができることが分かり、世間一般で言われていることが正しいことも合わせて理解ができましたね。
普通に考えて、元金が減っていく小まめな繰上げ返済…、元金が減っていかない貯金型返済。
このように考えれば、一気に返済をする方が、損をしてしまうことは火を見るより明らかでしたね。
ともあれ、もう少し具体的に見ていきましょう。
1万円ずつ返済をし、1万円ずつ貯めていった場合…残債分を貯めることができるまでの月日は34ヶ月を要することになりました。
つまり、1万円ずつ小まめに繰上げ返済をした場合と比較をすると、完済までの月日は…たった3ヶ月差となります。
そのたった3ヶ月の差で、差額は8万円。
この数字をどのように捉えるか?は、人それぞれかもしれません…。
■まとめ:考え方1つ…精神的な余裕があるのはどっち?
そもそも、返済の仕方というのは、人それぞれの価値観で大きく変わってきます。
例えば、小まめにコツコツと繰上げ返済をした場合、手元にお金が残るわけではありません。
しかし、一気に返済をする場合は、一応は手元にお金が貯まっていく安心感があります。
つまり、何か急な出費が重なったとき、この貯めたお金を利用することができるという「保険」が掛けることができることに。
もちろん「いやいや、コツコツと返済して、いざという時は、また借りればよいのでは?」という風に考える方もいらっしゃることでしょう。
これも1つの返済の仕方であり、カードローンの利用の仕方です。
なので、自分自身が、どちらのほうが精神的に楽なのか?ということが、実は重要になってきたりします。
もちろん8万円の差というのは、非常に大きな差です。
ちょっとした贅沢な国内旅行ができてしまうほどの金額ですからね。
ただ、毎月毎月「返済!」という精神的な疲れが3年間も続くと思うと…やぱり貯めた方がよいと。
最後、説明が右に行ったり左に行ったりしてしまいましたが、伝えたいことは「返済総額に差は出たけど、好きな方法で返済することが重要ですよ」ということです。
例えば、小まめにコツコツと繰上げ返済をした場合、手元にお金が残るわけではありません。
しかし、一気に返済をする場合は、一応は手元にお金が貯まっていく安心感があります。
つまり、何か急な出費が重なったとき、この貯めたお金を利用することができるという「保険」が掛けることができることに。
もちろん「いやいや、コツコツと返済して、いざという時は、また借りればよいのでは?」という風に考える方もいらっしゃることでしょう。
これも1つの返済の仕方であり、カードローンの利用の仕方です。
なので、自分自身が、どちらのほうが精神的に楽なのか?ということが、実は重要になってきたりします。
もちろん8万円の差というのは、非常に大きな差です。
ちょっとした贅沢な国内旅行ができてしまうほどの金額ですからね。
ただ、毎月毎月「返済!」という精神的な疲れが3年間も続くと思うと…やぱり貯めた方がよいと。
最後、説明が右に行ったり左に行ったりしてしまいましたが、伝えたいことは「返済総額に差は出たけど、好きな方法で返済することが重要ですよ」ということです。