知って損なし!『大手業者の審査通過率』を知って審査を通過しよう!

金融機関の審査基準の情報はブラックボックスとなっていますが、一部の会社では審査通過率(成約率)が公開されており、審査に通りやすいか否かという判断の参考になります。
ここでは、アコム、プロミス、アイフル、新生銀行カードローンのレイクの4社の審査通過率について比較をしてみたいと思います。

■審査通過率とは?

審査通過率とは、成約率や新規貸付率とも呼ばれており、審査に申し込みをした人のうち、契約が成立した人の割合のことを言います。
例えば、100人の人が審査に申し込みをして、そのうち40人が審査に通過して、契約が成立したなら、審査通過率は40%となります。

ここで注意すべきなのは、審査通過率においては、審査に申し込みをした人の属性は公開されていないということです。
無職の人、ブラックリストに載っている人、借入件数が4件以上の多重債務者のように審査に通る可能性がかなり低い人もたくさん申し込みをしていますが、そういった人達も分母に含まれています。
申し込みをした人100人のうち、40人が審査に通過したとしても、そのうちの50人がブラックリストに載っている人や多重債務者だった場合、まともな属性の人は8割が審査に通過しているということになります。
実際には、審査通過率が40%などとなっていても、安定収入を得ていて、過去に金融事故を起こしておらず、多重債務者でもないならば、もっと高い確率で審査に通過するようです。
ですので、審査通過率は目安でしかなく、大事にとらえる必要はないかもしれません。

また、審査通過率が高い・審査が甘い・審査がゆるいといわれている業者ほどブラックの人も申し込みやすい傾向にあるでしょう。
申し込んだ人の属性が公開されていない以上、聞き流す程度で考えても良いかもしれません。

■大手5社の審査通過率を比較

アコムでは、マンスリーレポートというのが公開されています。
そこから審査通過率を抜粋してみますと、次のようになります。

年/月 2015年10月 11月 12月 2016年1月 2月 3月
新規貸付率 49.3% 48.9% 47.3% 45.5% 47.0% 46.3%

だいたい46%から49%となっています。

プロミスの場合、「SMBCコンシューマーファイナンス月次営業指標」というデータが公開されています。

年/月 2015年10月 11月 12月 2016年1月 2月 3月
成約率 43.2% 42.9% 43.0% 39.7% 39.1% 40.6%

だいたい40%前後を推移しています。

アイフルでは、月次データに成約率の情報が載っています。

年/月 2015年10月 11月 12月 2016年1月 2月 3月
成約率 47.5% 47.0% 47.5% 46.7% 47.8% 47.2%

だいたい47%前後を推移しています。

モビットは、平均42.8%で、最近では審査通過率が上がっている傾向にあるようです。

年/月 2015年3月 2016年3月 2017年3月
成約率 41.1% 43.4% 43.5% 43.3%

新生銀行カードローンのレイクは、現在は銀行カードローンとなっていますが、「新生銀行 決算・ビジネスハイライト」に成約率のデータが公開されています。

年/月 2015年1~3月 4~6月 7~9月 10~12月 2016年1~3月
成約率 34.8% 34.7% 33.9% 33.3% 30.0%

だいたい30%から35%の間を推移しています。

他には、公式のデータは見つかりませんでしたが、非公式のサイトなどの情報によると新生銀行のノーローンの成約率は20%前後になるようです。大手消費者金融のモビットはデータが公開されていないようです。

■まとめ|審査通過率は一つの目安

いかがでしたか?

銀行カードローンは審査通過率を公開していないところが多く、「どれほど難しい」というのが出せない状況です。

その中でも新生銀行カードローンのレイクは公表していました。しかしそれ以外のデータは見つかりませんでした。
ただ、レイクの情報だけを見ても、銀行カードローンは大手消費者金融に比べると成約率は低めになっていることがわかります。
大手消費者金融3社のデータを比較してみると、成約率はアコムが最も高く、プロミスが最も低いようです。アコムが最も審査に通りやすいという噂がありますが、もしかしたらこの成約率からきているのかもしれません。

審査通過率まとめ

・アコム⇒平均47.3%(だいたい47%~49%
・プロミス⇒平均41.4%(だいたい40%前後
・アイフル⇒平均47.2%(だいたい47%前後
・モビット⇒平均42.8%(だいたい43%前後
・新生銀行カードローン レイク⇒平均33.3%(だいたい30~35%前後

しかし、審査通過率は一つの目安でしかなく審査が甘いといったことではありません。
多少参考にして、自分の用途に合わせたキャッシングを行う方が良いでしょう。消費者金融は全体的に審査通過率が高いようですが、それでもバラつきがあるのがわかりますね。
銀行カードローンを申し込む際は、それ以下の審査通過率であることを覚悟した上で申し込むようにしてください。

カードローン審査にまつわるエトセトラ【まとめ】

カードローンの審査に関する大事なコト

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする