ニュースを見ていると「昨今の日本は不景気でモノが売れない」「好景気に転換したため求人が増えている」のような、景気について触れることが多いです。
そもそも、景気とは何をどのようにして判断をしていくのかと、イマイチ分からないのが現状です。
また一介のサラリーマンともなれば、景気がよくなったときほど、実感ができないという不思議な現象が起こります。
逆に景気が悪くなったときは、真っ先にひしひしと実感をするにも関わらず…。
ともあれ、この好景気・不景気の判断はどのようにされているのか?についてお話をしていきましょう。
■景気と金利は密接な関係にある
まず分かりやすいのは、やはり金利になります。
2016年8月現在、金利は非常に低い状況です。
住宅ローンを始め、様々な分野で大きな影響を及ぼしています。
特に、住宅ローンは、一昔前は「これ以上は低くならない」と言われつつも、さらに低い金利へ。
これもあってか、住宅を購入する方が増えて、市場を活性化させています。
そもそも、金利を下げるという状況は、不景気だからこそ、大きな買い物をしてもらおうとしている状況。
先ほどの住宅ローンのお話ですね。
市場が活性化されれば、お金の動きも活発になり、最終的には景気が上向きになってくるわけですね。
したがって、今現在は、不景気だと判断ができます。
逆に、金利が高くするという状況は、多少、金利が高くても買い物ができる「お金」があることを指します。
つまり、好景気と言えます。
まとめると、金利と景気の関係は…「金利が低ければ不景気」「金利が高ければ好景気」と判断することができます。
■就職率や転職市場が活発化
不景気の場合、企業は人を雇おうとしません。
現存戦力で、何とか凌いでいこうという考えです。
したがって、就職情報が中々なかったり、転職市場が停滞しているときは、不景気と言えるでしょう。
企業という存在は、不景気・好景気という状況変化に対して、非常に敏感に反応をします。
倒産だけは絶対にさせてはいけませんから、何とか社内で工夫をして、凌いでいくわけです。
その敏感に反応をする中でも、特に分かりやすいのが、この求人情報になります。
不景気で会社がギリギリの状態で、人を雇うことはできませんからね。
とはいえ、求人情報をチェックしても、なかなか「今の状況は求人が少ないのか?多いのか?」と判断することは難しいです。
(毎日のようにチェックをしていれば話は別ですが)
そこで参考になるのが「離職率」になります。
離職率が増加傾向にあれば、「次の職場が見つかるからこそ離職ができる」と判断ができます。
つまり「求人がある状態」というわけなので、景気が良いと言えます。
逆に、離職率が減少傾向にある場合は、離職するリスクが高いことになるため、不景気の判断に。
離職率に関しては、インターネットで直ぐに調べることができるため、参考にしてみてください。
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■代表的な「GDP(国内総生産)」で判断する
金利の動向に並び、景気を語る上で、欠かせないのが、このGDP(国内総生産)の数字になります。
この数字が高けば高いほど、景気が良いと言えます。
そもそもGDPとは、国内で価値があるモノをどれだけ生み出せたか?をお金で計算したものになります。
GDPの数値が高ければ高いほど、それだけ「モノが売れている」と言い換えることができます。
つまり、需要があるため供給を増やしているという状況であり、好景気というわけですね。
分かりやすい例を挙げるのであれば、やはり「リーマン・ショック」でしょう。
リーマン・ショックは、2008年に起こっています。
これを踏まえて、日本のGDPの遷移をみていきましょう。
年 | GDP |
2007年 | 506,975.2 |
2008年 | 497,209.3 |
2009年 | 464,138.7 |
2010年 | 473,384.4 |
2011年 | 460,623.2 |
2012年 | 474,403.6 |
(単位10億円)
見て分かるように2009年にリーマン・ショックの影響を大きく受け、GDPが一気に下がっています。
いわゆる不景気であり「モノが売れなかった」ということが理解できます。
その後は、持ち直し、徐々に盛り返しているため「景気が回復してきている」と判断ができるわけですね。
金利と合わせて、この傾向を見ていくと、さらに詳しくし景気の動向を知ることができます。
■分かりやすいのは給与総額
数字で分かりやすいのは、やはり給与総額になります。
不景気で厳しかった、リーマン・ショックのとき、ボーナスカットが相次ぎ、給与総額が大きく減りました。
まさに景気と連動している数字と言えるでしょう。
ちなみに、この数字は「景気の実態を知るもの」として非常に有効活用することができるものです。
つまり、「数年後に景気の状況を裏付ける数字」として参考にできるわけですね。
先ほど、お話した「リーマン・ショック時の給与総額」を見たとき「やっぱり不景気だったんだな」と裏付けされたことになります。
さらに、先見の目も持ち合わせている数字にもなります。
例えば、増加傾向に転じれば、一気に増加していく場合もあるため、好景気に転ずることが期待ができるわけですね。
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みずほ銀行カードローン概要 | ||
金利 | 限度額 | 返済日 |
年2.0~14.0% | 10~800万円 | 毎月10日 |
申込方法 | 遅延損害金 | 総量規制 |
インターネット・電話・郵送・銀行窓口 | 19.9% | – |
利用条件 | ・満20歳以上満66歳未満の方 ・安定かつ継続した収入の見込める方 ・保証会社の保証を受けられる方 ※外国人の方は永住許可を受けている方が対象。
※審査の結果によっては利用できない場合あり。 |
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また高限度額なのでおまとめローンとしても利用できるなど、使い勝手が良いでしょう。
業者名 | 金利 | 限度額 | |
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じぶん銀行じぶんローン | 2.2~17.5% | 10~800万円 | |
横浜銀行カードローン | 1.9~14.6% | 10~1,000万円 | |
三菱UFJ銀行カードローン | 4.6~14.6% | 最高500万円 | |
スルガ銀行カードローン | 3.9~14.9% | 10~800万円 | |
消費者金融 | アイフル | 4.5~18.0% | 最大500万円 |
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対象外 |
利用条件 | ・満20歳以上満62歳未満の方 ・安定かつ継続した収入の見込める方※外国人の方は永住許可を受けている方が対象。 ※審査の結果によっては利用できない場合あり。 |
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などがあります。
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