クレジットカードやカードローンを利用するとき、お得になるポイントがあります。
海外での利用だったり手数料だったり、返済方法だったり・・・
その中でも特に利用しやすい4つの方法について紹介していきます。
海外でのキャッシングは現金の両替よりお得です。
海外へ旅行で出かけられる人、仕事で出かけられる人と多くの人が海外へ出る機会が多くなってきています。その時に必ず行うのがパスポートの用意と旅行先の通貨への両替です。現金を外貨へ両替するときに適用される為替レートや両替するときにかかる両替手数料等を考えられた事がありますか。よく調べるとキャッシングによる方がかなりメリットがありおみやげが1つ増えることになります。
得する方法その1:手数料
レートの比較:現金を両替するときは多くの人は空港か近くの銀行の外貨両替窓口で両替しますが、両替をする所で、手数料が違うことはご存じですか、各両替する所の手数料を参考にしてみてください。
各両替所で少しずつ違いがありますが一回に海外旅行で使われる金額が平均的に15万から20万くらいと言われていますので年間何度か旅行される方は大きな金額の差になります。
得する方法その2:レート
手数料以上に気になるのが両替するときの為替レートです。よくテレビ等で耳にする「円高」「円安」のことは御存知だと思います。当然円高の時に旅行する方がお得です。更にクレジットカードを利用すると現金を両替するときの為替レートよりいいレートで決済することができます。
※為替レートの仕組み
我々が両替するときに適用される為替レートは銀行が毎日決める基本レート(TTM)レートに+3円、-3円を加算したTTS,TTBレートが適用されそれに手数料が上乗せされて両替レートになります。
一方クレジットカードの場合は買い物をした日のレートは適用されません。買い物して2~4日後に決済するVISAやMasterカードの規定レートを適用して請求します。為替レートは生き物だと例えられる人も多くおり現金の両替が得するかクレジットカードの適用レートが得するかはその時の経済環境でも違ってきますが現状はクレジットカードの適用レートが得する方法として考えられます。
参考までに1/6付けのJCBのレートと為替レートの比較を見ていただいてわかるようにクレジットカードのレートによるメリットは実感として感じる事ができます。
2017年1月6日換算日のJCB基準レート |
赤字レート差 外国為替相場 |
USD (米ドル) =151.81 |
EUR (欧州ユーロ) =122.64 |
GBP (イギリスポンド) =143.64 |
HKD (ホンコンドル)= = 14.93 |
CNY (中国元) =16.90 |
SGD (シンガポールドル) =80.96 |
AUD (オーストラリアドル) =84.95 |
KRW (韓国ウオン) =0.098 |
THB (タイバーツ) =3.25 |
CAD (カナダドル) =87.50 |
最終更新日時:2017/01/06
通貨名 | TTS | CASH S | TTB | CASH B | |
001 | USD | 116.72 | 118.52 | 114.72 | 112.72 |
002 | GBP | 146.56 | 155.56 | 139.59 | 131.55 |
004 | CAD | 89.01 | 96.01 | 85.81 | 78.81 |
026 | EUR | 124.02 | 126.52 | 121.62 | 118.52 |
005 | DHF | 115.36 | 119.36 | 113.56 | 109.56 |
007 | SEK | 13.23 | 15.23 | 12.43 | 10.43 |
得する方法その3:キャッシング
海外旅行で現地の通貨が足りなくなり財布には日本円しかない場合、困った経験がある人は結構見かけられます。そんな時両替をする所として、まずホテルのフロントで両替にチャレンジします。
しかし泊まっているホテルによっては外貨の両替ができないところもあります。更にホテルでの両替は最も高い手数料が取られます。そんな時に利用してお得になるのがクレジットカードキャッシングです。VISAやMastercardは世界中のATMネットワークのシーラスプラス等で利用する事ができます。
キャッシングの場合現金の両替の時にかかる手数料がかかりません。但しキャッシングは借り入れな為に利息はかかってきます。ATMは世界中のショッピングをする場所にはありますので現金に困った時は強い味方になります。ご自身が短期間の旅行の場合は両替手数料よりキャッシングの利息が安い時があります。
(参考例)
空港の両替ショップで100,00円を両替した場合、為替レートが120円として
100,000 ÷120円×4円=3,333円(手数料)4円は空港両替所での手数料
利息年利18%として45日間のキャッシングとして
100,000×18%÷365日×45日=2,219円
差額1,114円得します
⇒海外でのキャッシングの不安を解消!現地の言葉・ATM表記をチェック
得する方法その4:ポイント還元率との併用
クレジットカードを海外で利用したときにはキャッシングの手数料はかかりませんが為替手数料はかかってきます。手数料は各社殆ど差はあまりなくJCBの1.6%からVISAの1.63%くらいの間が殆どです。海外で買い物をした場合には必ずこの為替手数料はかかってきますがそれをかからなくする方法があります。
現在発行されているクレジットカードの殆どにポイント還元率という付帯サービスが付いています。還元率の利率は各社様々ですが平均して1.5%~2%くらいのカードが大半です。そのポイント還元率をうまく利用することで為替手数料が無料になることもあります。
【参考事例】
$100の品物を買って120円/$でカード会社が決済した場合為替手数料が1.6%として
$100X120円X1.6%=1,920円の手数料になります。1.5%還元率のカードを利用して適用した場合
$100X120円X1.5%=1,800円で差額120円だけの負担となり殆ど無料に近くなります。
このようにクレジットカードでのメリットはキャッシングの手数料だけではなくまだここにでてこない色々なサービスでお得な買い物ができます。
帰国後前倒し支払いにより更に節約
現地でキャッシングをした場合、当然利息というものがついて請求されます。カード会社の請求に関しては締め日と支払日に別れています。各社の締め日と支払い日は個々に違っていますが、逆にこれをよく理解することで支払いが1ヶ月先になることもあります。
【参考例】
毎月10日締めの翌月1日、支払日の場合
1月9日か10日に買い物をしたら翌月2月10日の締め日となり支払は3月1日になります。上手く買い物の時期と締め日をわかれば上手い買い物ができます。また海外での利用の時に帰国してカード会社に「繰り上げ返済」を申し入れればキャッシングの利息の計算で利息の減額や利用枠の拡大に繋がります。
このように、購入日を締め日の直後にすると一月以上引き落としが延びます。