もしも闇金に手を出してしまったら?対処法4選

世の中には、様々な「悪徳業者」という存在があります。
どこの世界にも顔を出してくるため、サービスを利用する立場から言えば、細心の注意を払っておく必要があります。
例えば、大きな流行を作った「水素水」がありますが、ただの水を水素水と嘘をついて高い値段で売りつけたりと。
そして、カードローン、キャッシングの世界にも「闇金」という悪徳業者が存在します。
そんな闇金に手を出してしまった場合…どうしたらよいのか?についての対処法をお伝えしていきたいと思います。

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■基本的なスタンスは「屈しない」ということ

まず伝えておきたいのは、闇金を利用していると分かった時点で、断固たる決意で「屈しない」と心に誓うことが大切です。
悪徳業者は、人の弱みを見つけて、そこを徹底的に付け込んで、負の感情を強くさせるように仕向けていきます。
負の感情に囚われてしまった場合、思考能力が一気になくなってしまい恐怖に精神が縛られてしまいます。
となると、悪徳業者の言いなりになってしまうわけです。
このようなことにならないためにも、解決するまで強い心で臨んでいく必要があるわけです。
場合によっては、身近な家族にも被害が拡大することもあるため、一致団結する必要もあります。
もし、内緒にしているのであれば、打ち明けるほかありません。
それくらい強い気持ちで臨んでいくことが、最初の対処法となります。

ちなみにですが、テレビで見るような、いかにも暴力団っぽい人が、ドアなどを蹴って「金返せ!」というような取り立ては、ほぼありません。
昨今は、あの手この手で違法な金利でお金を回収しようとするため、細心の注意を払う必要があります。

「言葉巧み」に勧誘してくる闇金業者の実例手口3つから学ぶこと

■「国民生活センター」「消費生活センター」に相談する

しっかりと心構えができたら、まずは簡単に相談ができる国民生活センターや消費生活センターに相談しましょう。
無料で相談に乗ってくれて、かつ対策方法も、しっかりと伝えてくれます。
あまりにも悪質な闇金業者であった場合、然るべき対応をしてくれるのも、この国民生活センター、消費生活センターになります。
闇金業者との戦いは、ある意味で精神の消耗戦です。
ときとして、このような「はけ口」があるだけでも精神的に楽になるため積極的に利用することをお勧めします。
ただ、対策方法を伝えてくれるだけで、実際に解決に動いてくれるわけではありませんので、ここは理解しておきましょう。
あくまでも対策を教えてくれて、それを実行しないといけないという意味です。

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■「日本貸金業協会」に相談する

「蛇の道は蛇」という言葉がある通り、闇金問題に精通した団体に相談するのも1つの手です。
それが、日本貸金業協会になります。
こちらも無料で相談に乗ってくれるため、積極的に利用をしましょう。
先にお伝えした、国民生活センターや消費生活センターとは、また違った角度からアドバイスをしてくれることもあります。
そもそも、昨今の闇金業者は、騒ぎを大きくしたくないため、無理な取り立てなどをされたとき「日本貸金業協会に相談した」というだけで引き下がることもあります。
それほど高い効果が期待できる協会のため、にっちもさっちもいかない場合も含め、早めに相談をしておくとよいでしょう。
後は指示通りに動いていけばよいです。

■弁護士に相談をする

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ある意味で、最終手段になります。
最終手段になる理由は「お金がかかってしまうから」です。
もちろん、無料で相談に乗ってくれる弁護士は多く存在します。
しかし、実際に法的に守ってもらおうとすると、どうしても金銭が発生します。
場合によっては無料で対応してくれる弁護士もいますが、やはり腰が重い場合もあるため、なかなかジレンマを感じてしまうのです。
ともあれ、まずは無料で相談をして、自分自身でできる対処法を教えてもらい実行することから始めるとよいでしょう。
先ほど記載した通り、昨今の闇金業者は、事を大きくしたくない気持ちが強いので「弁護士」というキーワードを出すだけで、引き下がるケースが多いです。
ただ、相手もインテリの場合もあり「借りたお金は返しましょう」という正当な方法で督促状などに切り替える場合も。
こうなってくると、ある意味で沈静化が図れたため成功とはいえますが、無理な取り立てなどの事実は闇に葬られてしまう可能性があります。
この場合も、しっかりと弁護士と相談をして「被害届を出すか?」などの判断をして、方向性を決めていくだけです。
ともあれ、弁護士に相談をすれば、かなり進展していくため、早めに対処していきたいのであれば、利用してみるとよいでしょう。

■警察に相談をする

police

最後は、やはり「警察に相談」となります。
ただし、ご存知の通り、警察は事が起きないと動いてくれないというジレンマがあります。
もちろん相談は乗ってくれるため、相談するだけして、後は自分で解決していくことになります。
その後、もし闇金業者から取り立てがあった場合、「警察に相談した。これ以上、関わってくるのであれば、被害届を出す」と伝えましょう。
これも強力な武器なので、積極的に利用して優位に立っていくことが大切です。
先の紹介した対処法と並行して相談しておくとよりよい対策となります。

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