目指せ「起業」!銀行からの融資以外でお金を集める方法を伝授

漠然と「起業した人は凄い」と感じますよね。
行動力や、リスクを恐れない勇気など、なかなか出来るものではありません。
結果、起業をする人は限られているわけですが…。
そんな中で「資金を集めることができないから起業ができない」と感じている人がいるかもしれません。
であれば、資金を集める方法が実はあるということを、ここでお伝えしていきたいと思います。

■銀行からお金を借りることもできるけど…ハードルは高い

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銀行からお金を借りて起業をする。
これが一般的に認知されている資金集めの方法ではないでしょうか。
そして、こんなイメージを持っていませんか?
なかなか融資をしてくれない」と。
しっかりとした計画があって、より確実に利益を上げることができるというプレゼンができなければ、融資をしてくれないというわけです。
普通に考えて、至極当然のことかと思います。
全く意味の分からない、将来性もなく、何も見えてこない事業に対してお金を出せるのか?と問われれば答えはノーですからね。
端的に言ってしまえば、銀行から資金を調達するのは、起業をしてから次なる一手を打ちたいときに利用した方がよいです。
理由は単純で、メガバンクでも地域密着型の信金でも、ゼロベースからの起業に対しては、資金を提供してくれる可能性が低いからというわけです。
つまり、どれだけ素晴らしいプレゼンをしたとしても、起業では銀行からの融資は難しいのです。
これがあるため「銀行に相談する前にお金の集め方を勉強をしよう!」というテーマに。

■頼りになるのは…やはり国!助成金を利用する方法

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銀行からの融資が難しいとなれば、頼りになるのは、やはり国です。
具体的には、創業促進補助金を利用するという方法になります。
メリットは何と言っても、補助金となるため、返済が不要だということ。
銀行から融資を受けたとき、当然、毎月の返済が待っています。
そのプレッシャーを感じずに資金を集めることができる「気楽さ」は、本当に大きなメリットと言えるでしょう。
ただし…その分、色々なハードルを超えていかなければなりません。
「起業をします!お金ください!」と言っても、直ぐに融資してくれるわけではないということですね。
つまり、しっかりとした計画があったり、資金をどのように利用するのか?などを明確にしなければなりません。
しかも、自分自身で「明確にしたよ!」と言っても通じません。
端的に言えば、助成金を得るためには、認定支援機関の確認書が必要になってくるということを伝えたいのです。
この確認書を用意するのが、なかなかのもので…大変なのです。
加えて、もう1つ頭に入れておきたいことがあります。
それが、融資上限が200万円だということ。
これでも十分に大きな額ではありますが、もう少し欲しいと感じる場合もあるかと思います。
結果、自己資金も用意することも辞さない覚悟で、助成金を申請することになります。

■金利を支払ってもよいのであれば公庫融資が現実的な資金調達

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言葉としては「新創業融資制度」を利用するというものになります。
比較的、ハードルも低く、審査の結果も数週間で出るというスピーディーさも大きなメリット。
最大で3,000万円となっているため、先ほど紹介した助成金と比較しても、かなり大きな額になるため、ちょっとした起業であれば十分と言えるでしょう。
デメリットは、見出しにも記載した金利が発生するというもの。
あくまでも凡そではありますが、1.25%から3.00%ぐらいとなるため、べらぼうに高いわけではなく…むしろ低い方と言えるでしょう。
かなり条件がよい融資ということが言えます。
しかも、無担保、無保証で借りることも大きなメリットでしょう。
強いてデメリットを挙げるとしたら、返済の期間が5年間(運用資金)、または15年以内(設備資金)となっていること。
しかし、これくらいで返すことができないような事業であれば、起業しても立ち行かなくなることは明白。
借りたものはしっかりと返せるように、しっかりと事業計画を立てていくことは言うまでもありません。
ともあれ、繰り返しになりますが、一番、現実的な資金調達の仕方となるため、これでもかというぐらい勉強することをおすすめします。

■カードローンも有効な手段の1つだけど…金利が高いのがネック

最後に紹介するのは、カードローンタイプの資金調達です。
助成金よりも大きな額の融資(200万円以上)も期待することができ、しかも、審査も前述の方法よりも、より確実性は増します。
つまり、審査が通りやすく借りやすいというわけですね。
デメリットは、金利が公庫融資と比べ物にならないほど高いということでしょう。
返済総額は、かなり大きなものになることを覚悟の上で利用する必要があります。

■他にも色々な資金調達の方法があるためメリット・デメリットを理解すること!

ここに紹介した資金調達の方法の他にも、多く資金調達の方法があります。
社員持株制度を利用してみたり、出資してくれる大手企業を探してみたり…今流行りのクラウドファンディングなど。
色々と勉強をして自分自身に合った方法で資金調達をすることが大切になってきます。
選択肢が多いということは、それだけ起業をするハードルが低いということ。
もし起業をしたいと思うのであれば、ハードルが低い今だからこそ、夢を叶えてみてはいかがでしょうか。

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