【資金繰りに困っている人へ】法人向けカードローンのすべて

お金がほしいときにすぐにお金を用立てられる、それがカードローンです。
サラリーマンや主婦にはありがたい存在ですが、お金がほしいときにすぐに用立てられてうれしいのは、個人事業主や法人とて同じこと。
そんな法人向けのカードローンがあるのですが、今回は法人向けカードローンについて紹介します。

■法人はお金を借りにくい

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【個人は比較的お金を借りやすい】

個人がお金を借りる方法は、様々なものがあります。
迅速かつ何度でもお金を借りたいのであればカードローンが便利ですし、ブランド品や宝石類を持っているのであれば質屋でお金を借りるのも悪くありません。
自動車や住宅、教育資金など利用目的があらかじめ決まっているのであれば、マイカーローンや住宅ローン、教育ローンを金融機関で利用することもできます。
家族や親友からお金を借りてもいいです。

【法人がお金を借りるのは大変】

一方で、個人事業主や法人がお金を借りようとすると、個人のようにはいきません。
個人向けカードローンはあくまでも個人を対象としており、個人事業主や法人を対象としていません。
法人が借りるお金は個人とは桁違いの金額ですので、質屋からお金を借りるにはたくさんの質草を用意しなければなりません。
もちろん、事業資金を貸してくれる家族や友人などまずいないでしょう。

■法人がお金を借りるには

【準備が面倒】

法人がお金を借りるには、銀行から融資を受けるのが一般的です。
個人向けカードローンでしたら、身分証明書のみ(場合によっては収入証明書類も)でお金を融資してもらえるのですが、法人が銀行から融資を受けるためには、数多くの書類を準備しなければなりません。
過去の収支を明確にして返済の見込みがあることを証明するためには、決算書が必要です。しかし、数期分まとめて提出しなければなりません。
借りたお金を何に使うかも明確にしなければなりませんので、事業計画書も提出する必要があります。
担保を設定したり、保証人を設定したりしなければならないのも面倒。
その他にもいろいろと提出する書類があり、かなり面倒です。

【すぐに借りられない】

面倒な書類準備をして金融機関に融資の申し込みをしたとしても、すぐに借りられるわけではありません。
融資の金額が多いため、お金を貸す銀行としても慎重に審査をせざるを得ません。
その結果、申し込みから融資までに数週間かかるのも決して珍しくはなく、すぐにお金がほしい法人にとってはもどかしい時間です。

■法人用カードローンの特徴

以上のように、いざ法人が融資を受けようとしても、準備が面倒ですぐにお金を借りられません。
そんなデメリットを一気に解消するのが、法人用カードローンです。
法人用カードローンには、以下のような特徴があります。

限度額の範囲内で何度でもお金を借りられる

個人がお金を借りるにも、カードローンとフリーローンと言う似たような商品がありますが、最大の違いは何度でもお金を借りられるかどうかです。
どちらも利用目的は自由なのですが、フリーローンは融資のたびに申し込みをして審査を受けなければならないのに対して、カードローンは限度額に空きがあれば何度でもお金を借りることができます。
法人用カードローンにも同じような特徴があり、限度額に空きがあれば何度でも借りられるのです。

ATMを利用できる

銀行に融資を受けるとなると、銀行の窓口に足を運ばなければなりません。
銀行は平日の9時~15時が一般的な営業時間ですが、その時間に営業している法人はわざわざ抜け出して銀行に行かなければなりません。
個人向けローンではネット申込ができるケースも増えているのですが、法人向けはそこまで進んではいません。
法人向けカードローンの場合、カードさえ発行しておけば銀行、ATMはもちろんのことコンビニエンスストアATMからでも事業資金の融資を受けられます。
コンビニエンスストアATMはほぼ24時間365日稼働していますので、お金がほしいときにいつでも融資を受けられるのです。

最短で即日融資も可能

前述したように、銀行から事業資金の融資を受けるためには、数週間の期間の余裕を見ておかなければなりません。
審査には行員の目による審査があり、それでかなりの時間を要するのです。
法人向けカードローンならば、最短で申し込んだその日のうちに融資を受けることもできます。
即日融資ができる法人カードローンは増えており、カードを持っていない人でもすぐにお金を用立てられるのです。

第三者の保証人や担保が不要

個人向け住宅ローンでは、住宅が担保になりますので担保の心配はありません。
しかし、保証人探しがかなり厄介です。
利用者に万が一のことがあれば、返済義務が保証人に回ってきますので、保証人に好き好んでなる人はまずいません。
融資金額の多い法人ならばなおさらですが、法人用カードローンは第三者の保証人も担保の設定も必要ないのです。

■こんな法人がカードローンに向いている

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法人用カードローンには多くのメリットがあるのですが、そのメリットを最大限生かせる法人にはどんな特徴があるのでしょうか。

【資金繰りを繰り返ししたい法人】

法人は、取引先からのお金が入ってこないうちはかなり資金繰りが苦しい状況です。
お金が入ってくる見込みはあるのだが、その数日前に会社の給料日があるという場合、何とかして資金繰りをしなければなりません。
そのようなつなぎ資金は何度も必要になるもので、そのたびに申し込みをして審査を受けるのは面倒です。
法人用カードローンならば、つなぎ資金を何度でも融資してもらうことができます。

【担保となるものがない法人】

銀行から融資を受けるためには、担保を設定するのが一般的です。
製造業であれば工場の機械や工場そのものを担保にできますし、運送業であれば運送用のトラックを担保にすることができます。
そのように担保にできるようなものがある法人はいいのですが、インターネットサービスのSOHOなど、形のないものを事業としており、事務所なども小規模であれば担保にできるものがありません。
そんな法人であっても、法人用カードローンを活用すれば、担保がなくてもお金を借りられるのです。

【すぐに返済の見込みがある法人】

取引業者からの売掛金が近日中に入る見込みの法人は、そのつなぎ資金として法人用カードローンを利用するといいでしょう。
銀行からの融資と比べて法人用カードローンの金利は高めに設定されており、融資から返済までの期日が長いとその分利息が多く発生してしまいます。
売掛金がすぐに入ってくる法人ならば、入ってきたタイミングで返済をしてしまえば、利息の金額を抑えることができますね。

【少額の資金繰りが必要な法人】

大規模な設備投資をするのであれば、法人用カードローンよりも銀行からの融資を受けた方がいいでしょう。
多額のお金を借りると、わずかな金利差でも利息に大きな違いが出てきます。
法人用カードローンが威力を発揮するのは、少額の資金です。
運転資金やつなぎ資金を用立てるのに、カードローンはありがたい存在です。

■最適な法人用ローンを探そう

法人用ローンを提供しているところはいっぱいあります。
「ビジネクスト」のような法人専門の会社もありますし、オリックス・クレジットは個人向けも法人向けも両方カードローンを提供しています。
金利や限度額、そして申込条件などをよく比較して、最適な法人用カードローンを選びましょう。
ビジネスローンの一部を表にしてあるので、ぜひ参考にしてみてください。

ビジネスローン名 金利 限度額 担保・保証人 デメリット 貸付条件
「融活力」
三菱東京UFJ銀行
2.35%〜9.0% 500〜5,000万円 原則不要 返済期間は最短1ヵ月〜3ヵ月 ・業歴は2年以上、決算書2期分の提出が必須
・最新の決済で債務超過が無い
・税金の未納や滞納が無い
「ビジネスセレクトローン」
三井住友銀行
2.125%〜 最高1億円 原則不要 借入の際には「事務手数料」がかかってくる ・2年以上の業歴があること
・原本3期分の税務申告書・最新決算の納税証明書・商業登記簿謄本を提出
・最新決算で債務超過が無い
・申込の時点で税金の滞納や未納が無い
「Webレポートローン」
三井住友銀行
1.875%〜 最高1億円 原則不要
※ただし代表取締役全員の連帯保証が必要
はじめて三井住友銀行で借入をされる方は「事務手数料」がかかる ・2年以上の業歴があること
・法人税において(少なくとも)1期分の電子申告をしていること
・Web申告サービスにて、三井住友銀行にデータ送信できる方
・最新決算の納税証明書・商業登記簿謄本の提出
・最新決算で債務超過が無いこと
・申込の時点で税金の滞納や未納が無いこと
「ビジネスローン」
ビジネクスト
8.0%〜15.0%(利用額100万円以上の場合)13.0%〜18.0%(利用額100万円以下の場合) 50万円〜1,000万円 原則不要
※ただし代表取締役全員の連帯保証が必要
契約に際して印紙代のみ実費 ・代表者の本人確認書類(身分確認書類/運転免許証やパスポートなど)

・登記事項証明書・2期分の決算書(法人のみ)

・2年分の確定申告書(個人事業者)

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