個人事業主でも消費者金融を利用できる?起業目的ではどうか?

個人事業主でも消費者金融を利用できる?

はい、個人事業主であっても消費者金融の利用は可能です。

消費者金融の申込み条件は指定年齢(たとえば20~65歳)と、
安定して収入があることになります。

そのため、毎月収入を得ているのであてば、
個人事業主であっても、問題なく消費者金融を利用できます。

しかし、安定しているサラリーマンと比べると、安定しているわけではないので、
無条件で収入証明書が必要になったり、審査が厳しくなる傾向があります

収入がある方の場合は総量規制の範囲内で借入をすることは可能ですが、
0円所得など、所得を申告していない場合は、消費者金融での借入は厳しいでしょう。
総量規制の対象になっていますからね。
ということは、総量規制の対象外であれば、可能ということになります。
事業者向けのローンなどを検討してみてはいかがでしょうか。

もしくは個人事業主申込OKの銀行カードローンもオススメです。銀行カードローンは総量規制の対象外なので、年収を気にせず申し込めます。
個人事業主の方はいっそのことビジネスローンに申し込むか、個人としての利用でしたら銀行カードローンに申し込むと良いでしょう。

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起業するための資金をカードローンから借りれるの?

多くのカードローンでは使用用途に「事業性資金を除く」とあります。

そのため、この記載があるカードローンでは、
起業するために利用することはできません。

しかし、なかには事業主向けのカードローンもあります。

こうしたカードローンであれば、事業性資金に使用することができますので、
起業するために借り入れをしてもOKになります。
もちろん、その時点での収入やその人の返済能力によっても変わります。
実際に数百万円借入して起業した方もいますしね。

しかし、起業のために借りることはできるとはいえ、あまりオススメな方法ではありません。
なぜなら、常識的に考えるとこれはとてつもなく無謀なことだからです。
というのも、例えば、400万円借りたとして、利息で15%かかり、
それを5年払いにしたとしても、すべて返し終えるときには400万円は
最終的に600万円近くを返さなければならなくなっています。
ですので、それをするのであれば、最初から起業資金を貯めて、
後々楽をした方が良いのではないかという考えです。

起業する際にはじめは資金繰りが苦しいと思います。それに加えて、ローンの金利が苦しめることを想像してみてください。
それよりも、少しずつ貯金して起業資金を作っていった方が、自分のためにもなるのではないかと思うのです。苦労して貯めたお金だからちゃんと使おうという気合、そして後々の金利に苦しめられないことを考えると、もう一度検討した方が良いと思いますよ。

起業のための資金繰りを検討している方は、ぜひもう一度考え直してみてください。

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個人事業主と正社員の違い

そもそも、個人事業主と正社員はどういった違いがあるのでしょうか?

一言でいえば、「安定」でしょう。

個人事業主は自らが動かなければお金になりませんし、会社の不振はそのまま個人事業主に響きます。仕事がなければやっていけません。

しかし、自由を手にすることが出来ます。自分のしたいようにして、時間も自分で決めることが出来ます。

一方、正社員に自由はありませんが、安定があります。会社が守ってくれているので、月々の収入は一定していますが、ボーナスがある会社がほとんどなので、これによって均等を保っています。

どちらが良いかはその人の価値観によりますが、ローン関係はそうもいきません。
審査において有利なのは断然「正社員」ですね。
個人事業主の方は稼ぎがかなりあっても、「なくなるリスク」をみるので審査の差は圧倒的でしょう。

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まとめ|カードローンは事業向きではない

いかがでしたか?

カードローンは基本的に「事業資金NG」としています。そして、仮に借りることが出来たとしてもかなりの高金利なので向いていません。
もちろん、その金利で借入し無事起業し完済した方もいるでしょう。

しかし、一般的に考えると数百万円上乗せした額を返さなければならないとすると相当大変なはずです。

どうしても事業資金を借りたい場合は「ビジネスローン」を利用しましょう。ビジネスローンを利用する際は商品一つ一つを比較していき、一番自分と相性が良いものにしましょう。相性が良いとは、持っている銀行や保証会社などがこちらに都合が良いとされるものです。(本音をいうと、極力自分でお金を貯めて起業することをオススメしますが。)

また、個人事業主は消費者金融・銀行カードローンで借入が可能です。ただし、別途で証明書が必要になることがあります。提出資料が正社員とは異なる点は注意しておきましょう。

あらかじめ職業によってスタート地点に違いはありますので、有利になりそうなものは用意しておくことをオススメします。

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