意外と気づかないカードローンの3つの落とし穴

カードローンを申し込むというのは、審査などで不安が胸に広がる一方、期待感も少なからず持ち合わせているはずです。

審査に通れば、お金を借りられる、手元に現金を増やすことが出来るというドキドキ感です。

お金に困っていれば困っているほど不安も期待も大きく膨れ上がるのではないでしょうか。

しかし、得てして自分の気持ちが高ぶっている時ほど、冷静に物事が考えられず、思わぬ落とし穴にはまってしまうことがあります。

そこで意外と気づかないカードローンの3つの落とし穴と題して、事前に気を付けない事柄をご紹介します。

これからカードローンの借り入れを考えている人も、今現在契約中だと言う人も、今一度振り返って頂く機会になれば幸いです。

「返済が思ったよりもきつい上、損をする」

あるカードローンの落とし穴としては、お金を借りたはいいが、返済が考えていたものより辛かったというもの。

どうしても人間なので、これから先にくるであろう大変なことよりも、目先の嬉しいことを過大に注視してしまいます。

つまり、デメリットも何も考えずに良い点ばかりを見てしまうということです。

カードローンを必要としているということは、どんな場合も緊急にお金を必要としている場合かと思います。

例えば、電気代の支払いがままならない、ローンの返済が遅れているなどでしょうか。

それらが一時的にカードローンで解消したとしても、それは補てんした分だけ来月や再来月に重荷を付けることになる事と同意義です。

10万円借りたら10万円返せばいいのではなく、12万円、13万円など利子を含めた金額を返済していかなければなりません。

有体に言ってしまえば、電気代やローンの返済でもすでに困っているのにカードローンの返済という固定の支払いが一つ増えて果たして大丈夫なのかと言うことです。

金利も数字が小さいようで、返済する期間が長ければ長いほど余計に支払いをしなければならない損をする仕組みです。

それを月々の返済で負債から差し引かれる元本と利子の割合を見ても時すでに遅し。

カードローンは一時的にお金にまつわるピンチを救ってくれると同時に、中長期的にリスクを背負うことになるということをしっかりと理解しましょう。」

借りる前に現実的な返済計画を考えられないという人は、間違いなく借り入れをしてはならない人と断言できます。

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「お金を軽く見てしまって金銭感覚が崩壊する」

カードローンの借り入れというのは非常に便利ですよね。

利用枠が空いていれば、数動作でお金が降って沸いてきたかのように出てきますし、金額もばかになりません。

まさに魔法のアイテムと言ってもおかしくないかもしれません。

本来汗水たらして労働をし、それでもすぐには手に入らず、長いスパンを経てやっと手に入るのがお金です。

簡単に言ってしまえば、長時間頑張るという対価としてお金が手に入ります。

それを簡単にいつでもどこでも手に入るとなればどうなるでしょうか。

答えは簡単で、何もしなくてもお金を得ることは簡単、少し働かなくても大丈夫と考えてしまうのです。

もちろん、カードローンを借りても金銭感覚を崩さず、人生を立て直す方もいらっしゃいます。

しかし、お金を借りてしまったがためにお金持ちになったという幻想を抱き、湯水のように使ってしまう事例はいくらでもあります。

皆さんももしもお金を借りるというのであれば、そのお金はあくまで借金、他人のお金という感覚を強く持つようにしましょう。

お金を借りてそれを使うということは決して資産を増やす行為ではなく、ただひたすらに負債を積み上げていることと等しいのです。

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「そもそも問題の根本を解決できず、先延ばしにしているだけ」

よくカードローン契約をする人で勘違いされているのが、お金を借りればその原因が解決されると考えている場合があります。

カードローン契約=もうこれで心配毎はなくなったと思ってしまうのですね。

返済がきついという項目でもお話しましたが、あくまで借り入れはその場しのぎにすぎません。

迎える結末を少し先に延ばし、その間に何かしら自分で行動を取らなければ、何一つ問題は解消されないのです。

その部分を勘違いしてしまうとお金を借りてまた問題にぶち当たる、そして、またお金を借りるという多重債務者への階段を着実に登って行ってしまうのです。

お金を借りる要因となる原因を解決したつもりになってしまうのですから、またカードローンを利用する羽目になってしまうのもある意味当然と言えるでしょう。

なので、カードローンでお金を借りる場合は、来月になればボーナスでまとまったお金が入るなど、何かしら具体的な解決策と共に考えることが好ましいと言えます。

よくテレビコマーシャルでご利用は計画的にと流れていますが、まさに一言一句その通りなのです。

自分の場合は大丈夫と奢ることなく、正しい眼で問題を見つめ直してみて下さい。

これからカードローンを利用する予定のある人は、今回の3つの落とし穴を正しく理解した上で、それでも借りるメリットがあるののかどうかご一考していただければと思います。

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